通りかかったショーウィンドウで見かけた
トラックのおもちゃが欲しくなった。
お母さんにねだったのだけど
買ってもらえない。
家に帰ってからも
気になって気になって
ベッドに入っても眠れなかった。
やっぱりどうしても欲しくて
夜、寝室を抜け出し、
おもちゃ屋に忍び込んで
トラックのおもちゃをこっそりと
盗んで帰ってきた。
どうしても欲しくて手に入れた
トラックのおもちゃ。
でも、部屋に戻っても
なんだか落ち着かなくて。
欲しいものを手に入れたはずなのに
満たされなくて。
罪悪感も感じて
またおもちゃ屋に戻り
おもちゃのトラックを
そっと戻した。
・・・これは、
ついこの前、ロイスが話してくれた
子どもの頃の体験談。
盗んだおもちゃを返したけど
本当は正直に話して
許しをえるべきだった。
では誰に謝り許しをこうのか。
店主もそう。
お母さんもそう。
そして、神様にも懺悔して
許しをえる。
社会にも宇宙にも
許しを請う。
なにより自分自身。
自分自身を許してあげることが
大切だと話してくれた。
自分の行動には
自分が責任を負わないといけない。
子どもの模範、お手本、誇らしいと思えるように。
親は子どもの目からしたら
映画のヒーローのように映っているから。
では、ヒーローらしい振る舞いは
何なのか。
ここに価値観、生き様がでてくるよね。
自分ひとりで生きているのではない。
社会にも宇宙にも自分自身にも
許しを請う。
そんな懺悔も必要だね。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
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