Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

自己理解

From:秋山大介

「ずいぶんお疲れですね…?」

そんなこともあったせいか
もう、こんな時間になってしまいました。

相当疲労が溜まっていたのかもしれません。

朝4時に帰ってきた影響もあると思いますが、
体を休めていたらこんな時間になってしまいました。

昨日は、初代ワイルドサイドウォーカーの
島田さんと、12時間以上一緒にいるという
とても珍しい日でした。

 

偶然にも…

というより、私はきっと島田さん参加するだろうな~と思いつつ、

島田さんも、私が参加するだろうな~と思って

参加したダイレクト出版の
topgunマスターマインドグループの
国内での最後の開催が昨日ありました。

 

そんなこともあり、

そのグループが始まる前に
軽く打ち合わせをしつつ、、、

その後、一つのセミナーのようなものに30分だけ参加し、
それからお昼を食べ、、、、

今度は、セミナー本番に向かい、、、

セミナー後の懇親会のあと、
毎回恒例の二次会に行き、

起きている時間のほとんどを、
島田さんと過ごすという珍しい日でした。

ちなみに、私は、その後、
ダイレクト出版の方と、
タクシーが捕まらないので、もう一軒居酒屋に行き
かなり深い時間まで語り合っていました。

さて、そんな中、島田さんと
本当に色々な話をしたのですが、
特に印象的だったことが3つあります。

 

その3つとは、、、

◯1.自己開示の重要性=自己理解の重要性
◯2.全く知らない人を愛せるか(受容力)
◯3.栃木県出身者の県民性(?)

でした。

実は、もう一つこれは
また別の方も入った話ですが、
超衝撃事実を知り、
この数年で一番驚いたこともありました。

ま~、それはかなりプライバシーに
関わることなので控えておきますが・・・

今回は、この印象的だった3つの中で、

「自己開示の重要性」

についてお伝えしたいと思います。

 

あえて、、、

この記事のトップ画像は
以前に使ったものを使用しているのですが、
再びお話ししたいのが、

この「ジョハリの窓」です。

なぜだか分かりませんが、
最近、このジョハリの窓を話す機会が増えてきています。

まさに、これが自己開示なのですが、
そもそも、なぜ自己開示の話になったか?
それをお話ししましょう。

実は、私と島田さんは今、
同じ問題点にぶつかっています。

同じ問題と言っても、
同じプロジェクトでの話ではなく、
全く別の機会での話なのですが、
そのようなこともあり、珍しく電話や会って話す機会が増えています。

普段は、チャットワークがメインの
私たちの連絡方法ですから、
これはお互いに大変な状況だということです。

 

では、そのぶつかっている問題とは何か?

それは、、、

このジョハリの窓で言う

「自分が知っている自分」と「他人が知っている自分」にギャップがある人がいる

ということです。

 

例えば私の場合は、
家業の内装業のことで問題になっています。

実は、この1ヶ月の間に
とても大きな問題がありました。

ちょうど私が東京出張中で不在のときに
その事件は起きました。

私の母は、経理を担当しているので、
会社に常駐しています。

また、代表取締役でもあるので、
私が不在のときは、全員が帰るまで会社に残り、
最後にカギを閉めて帰ります。

そんなこともあり、
私の母は、会社で業務をしつつ社員が帰るのを
いつも通りまっていました。

 

すると、、、

こんな電話声が聞こえたようです。

「いや、だから違うって言ってんだろ。

あ゛~~~~、いやだからさ~」

と。

私の母は何事かと思い、
その社員に、こう聞ききました。

「今の電話の相手は、会社とは関係ないお友達?」

すると、彼はこう答えました・・・

「いや、◯◯建設の監督です」

「・・・」

もう、母は言葉を失ったようです。

私もその直後に電話で聞いたときは、
言葉を失いました。

 

そこで、母はこう聞きました。

「えっ、監督さんなの?なぜ、こちらは仕事をいただいている身なのに、
そのような言葉遣いをするの?」

と。すると、こう彼は答えました・・・

「いや、年下だからです」

もう、さすがに母もそうですし、
私もその話を聞き、言葉を失いました。

 

だから、私は就業規則に従って、
著しく風紀を乱したという理由で、
「解雇」を検討しました。

ただ、それについては、
他の役員から、待ってほしいと言われたのと、
私も選択肢の一つで考えただけなので、
検討で終わりました。

私からすれば・・・

いや、誰からしても「年下だから」ということは理由になりません。

 

もし、彼の論理でいけば、
彼は私に過去にとんでもない発言をしているので、
私も彼に対して年下だからという理由で何をしても良いことになります。

でも、もちろんそんなことはしませんでした。

そして、これは同時に私たち役員が
彼への教育を間違っていた可能性があるので、
それを改めることを含め、
いくつかの策を講じることになりました。

 

ですが・・・

ここで考えなければならないのは、
本当の意味での再発防止策です。

つまり、それは

「根本的問題解決」

です。

では、この問題の根っこはどこにあるのかと
私は考えました。

そして出てきたのが、

◯幼児期の家庭での教育
◯自己開示の重要性=自己理解の重要性

でした。

私も幼児教育の勉強をしているので
それをふまえると、社会人教育には限界があると理解しています。

あえてパーセンテージで示すと、

◯幼児期の家庭でする教育の効果性:90%
◯社会人になってからの教育の効果性:10%

です。

これはイメージですが、
とはいえ、様々な研究を参考にすると、
おおよそ、このような割合になると思います。

つまり、これからも分かるように、
いわゆる「躾」レベルの話は、
社会人になってから教育するのは非常に厳しいということです。

 

実際、あなたの周りを見ても、
社会人になってから伸びている人は、
案外少ないと思います。

というより、伸びている人は、
元々その素養を知らずに習得している可能性が高いでしょう。

だから、こういったことを踏まえると、
いくら会社で教育をしても、
限界はあるということです。

ある意味、会社での限界を
「明らめる」ということでしょう。

だから、ここはもう会社ではどうにもならないので、
やれるだけのことをするしかないということです。

 

もしくは、、、

そもそも、そういう資質や素質の人を採用しないと、
私のような経験をしてしまうということでしょう。

そして、もう一つ問題の根っことして考えたのが、

「自己開示の重要性=自己理解の重要性」

です。

 

まさに、これがジョハリの窓の話です。

その彼を見ていると
次のようなことが分かりました。

「彼の自己理解では、自分はいわゆる仕事ができる人」

「周囲が見ている彼は、大人しい普通の人」

これは大きなギャップですよね。

そして、このギャップは
このようなことを引き起こします。

◯自分は仕事ができる人だと思っている

◯だから自分はそこそこの給与を得て、新築マンションや新車を買った

◯他の人は新築マンションや新車を買えないだろう、どうだ。

◯これは自分が仕事ができるという証明だ。だから自分はエラい。

◯自分はエラいのに、周りの人は下手に出てくれない。なぜだ?

◯自分がエラい雰囲気を出していないからではないか?

◯まだ自分のことを周りはエラいと思ってくれない。まだ足りないのか。
もっと、エラそうな態度をとろう。

でも、私も含め周囲の人たちは、
彼に対しての見え方は

「大人しい普通の人」

です。

ということは、彼と周囲のギャップは
いつまでたっても埋まりません。

だから、彼はどんどんエラそうな態度をとったり、
ときには高圧的になったりするかもしれません。

もちろん、過去に私も本気で
叱責をしたことがありました。

それでしばらく落ち着いたと思ったら、
私も、そして彼の直属の上司である役員がいないときに、
ポロッと出てしまったのです。

正直、私もこれは会社の恥部をさらけ出すことであり、
自分の経営者としての至らなさをあなたに伝えることなので、
心苦しい内容です。

 

ですが、、、

今、偶然にも私の周りにこのようなギャップを
知らずのうちに抱えている人がいます。

そして、これは島田さんの周りにもでした。

結局、ギャップがある彼らは、
まず、自分を理解していないので、自己開示ができないというのが
原因かもしれません。

自己開示を多くしていれば、
ジョハリの窓の理論で行けば、
他人からみる自分とのギャップがなくなり、
より生きやすくなるはずでしょう。

 

ですが・・・

彼らは、自分を理解できていないので、
ときには、その自分が「虚像の自分」になり、
その虚像が続くと、脳がその虚像を自分と勘違いをして、

そして、その虚像で現実世界を生きるが、
周りはその虚像が虚像と分かるので、
とくに相手にすることなく、
他人が見える自分で接してくるのでしょう。

そうすると、それはギャップを再び作り、
これがループしてしまうのでしょう。

 

そういった意味では、
全く反対に、自分は何者かを知っている人は、
他人とのギャップがなくなり、
素直に生きていくことができますよね。

まさに、それがワイルドサイドを歩く
私たちなのかもしれません。

 

一方…メインストリートを歩く彼らは、、、

自分が何者かを知り、それを自己開示するよりも、
他人からどう見えるかを重視し、
どんどんギャップを作り、自己開示が小さくなるでしょう。

そうすると、それは虚像で現実を生きることなり、
でも、そうすることがメインストリートを歩くことになり、
何か一定の安心感を得ることができるのでしょう。

 

ほんと、こう考えるといつも思いますが、
実は、メインストリートって、
存在しないのかもしれませんね。

もしくは、無理をしなければ歩けないのが、
メインストリートなのかもしれません・・・

だからこそ、私たちワイルドサイドウォーカーは、
自己理解から自己開示し、
ジョハリの窓でいう解放の窓を広げていくのが
重要なのかもしれません…

 

ー秋山大介

 

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「今日の一冊」は、こちら、、、

自己理解を深めるための入門には、
これがちょうど良いかもしれません。

 

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この記事を書いた人

経営管理修士(MBA)を取得しておきながら「倒産寸前からV字回復を経験」した経営コンサルタント。倒産させたら「経営管理修士(MBA)はしょせん実践では使えない…」と言われてしまうと思い、その知識を使いつつ地べたを這いつくばる戦略でV字回復させる。得意分野は「人材育成」「マーケティング」。 現在は、これまでの経験を活かし、家業の会社を経営しながら、コンサルタントとして活動中。顧問先からは、経営者の視点での人材育成やマーケティングのコンサルティング手法に定評がある。

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