Walk on the Wild Side

地図ではこのへんになっているんだけど、、、

近くまできたけど、
いまいちよくわからない。

寂れた住宅街で、目印も特にないし、
（目印は「流木」とメッセージがきた）
家主のkojiさんから送られてきた
ケータイにかけても、

「お客様の都合でただいまご利用できなくなっております」

と無機質なアナウンスが流れ、
連絡がとれない。。

奇声とともに、
おなかすいた〜と声あげる
おばあさんがびっこひきながら、
近くを通りかかる。

ゴトンゴトンと地下鉄の走る音。

陽も落ちてきて、いよいよ見つからないぞ、、
となってきたときに、佐久間さんが、、、

「ここじゃないですか？」

と、ひとつの家を見つけた。

入り口にはチェゲバラのポスターと
七福神の人形が置いてある。

恐る恐るインターホンを押してみても
反応はない。

扉をあけて、ごめんくださーい
と声をかけてみたが、返事はない。

部屋に明かりはあって、
飲みかけのマグカップが２、３置いてあったが。。

どうしようと、外をうろうろしていると、
ひとりの女性がでてきた。

「しまだしんすけさんですか？」

（やっと、家主さんと会えた！）

「はい。今日からよろしくお願いします。」

と、簡単な挨拶をすませ、
玄関に通される。

玄関には、肌けた小さな男の子（４歳らしい）と、
猫が何匹か。

二階の部屋に案内され、、、

「kojiさん１１月は瞑想に行ってていないんですよ」

京都のヴィパッサナーに行ってるらしく、
kojiさんと思ってやりとりしていたひとは、
アーシーな雰囲気の女性だった。

「これから出かけるので、
　鍵はどうしたらいいですか？」

とたずねると、鍵はないので出入り自由です、
門限もありません、と説明を受けた。

部屋はもちろんのこと、
家そのものにも鍵がかかっていない。

出入り自由なところだった。

トイレとお風呂の場所も教えてもらう。

トイレには、
ジョンレノン、色相環、ボブマーリーが
飾ってある。

「日本人だから大丈夫だと思うのですけど、
お風呂に入る際は、いちおうここを閉めて
脱いで入ってください」

と、キッチンを通った先にある
お風呂場を教えてもらう。

外国人の方々は、
フリーに裸でこのへん歩いているんだな
と思いつつ、それはあれか、僕にそうしろ、と
ダチョウ倶楽部的な振りなのか、
と思いつつ説明を受ける。。

・・・というわけで、
昨日から名古屋に来ている。

ここ、ほんとに名古屋かよっていうほど
フリーでサイケデリックなところだが、
名駅からわりと近くてロケーションとしては
まあ、いい方。

最近はどこも混んでいてホテルが取りにくくなっているが、
都内だけでなく、ここ名古屋でも宿が足りていないようだ。

１週間、毎日探し続けたが、
超高級ホテルも底辺のカプセルホテルも
空いてなく、、、

せっかくなので、
（というかどこもなかったので）
AIRBnBで部屋を借りてみた。

これはタイツアーのトレーニングか、
というところに宿泊しているのだけど、
これはこれで悪くない。。

昨夜、面談を終えて部屋に戻ってきたときには、
僕の布団の上で猫が丸くなって寝ていたので、
久しぶりに猫と過ごすということもできたし。

で、いま、二階の借りてる部屋で
朝日を浴びながらブログを書いている。

カーテンはもちろんないので、
通行人から丸見え（苦笑）。

来週からはタイなので、
今週末は名古屋でトレーニングを積んでおこう。。

では、また明日。

島田晋輔

PS）

今日は藤が丘で打ち合わせがあり、
明日はマイスピーの感謝祭４９７６祭り。

そうそう、介護の仕事をいっしょにやっていた
同僚から久しぶりにメッセージが来て、、、

この人と飲んでるよっていう写メが来たけど、
大学のときの音楽サークルの後輩と。

グルジアで出会ったらしい。

グルジアで大学のときの音楽サークルの知り合いと
介護施設で働いていた友人が出会うなんて。

しかも、その友人は今日これから打ち合わせに行く、
藤が丘の会社ことも知っていた！

世間ってせまいよね。

というわけで、今日はトイレに貼ってあった
ジョンレノンの曲でも、、、

いま、猫が飛び乗ってきて、
Macの上でダンスするものだから、
ジョンレノンの声が大きくなったよ。。