Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

農夫が成し遂げた偉大な記録

From:イーナ

今回は、常識の崩壊と、新たなセオリーの誕生。

について、事例を交えて紹介したいと思います。

ビジネスに限らず、色々な分野で、日々新しいスキルや、テクニックが
誕生したり、新たな定石が誕生しています。

世の中のトレンドもそうですよね。

トレンドに限らず、一過性のブームも、毎年のように誕生します。

崩壊と誕生。

人類が成長・発展していく上で繰り返される事ですが、ビジネスやスポーツの
世界でも、頻繁に起こる事かなと思います。

常識の崩壊と新たな常識の誕生の逸話の誕生は、僕たちに多くの学びを
与えてくれるので、参考にしてる人も多いのではないでしょうか。

クリフヤングの話も、固定観念や常識、セオリーについて、考えさせられた
人も多い事例かなと思います。

クリフヤングは、スポーツの常識を変えた人物でもあります。

当時、世界一過酷なレースとして知られた、ウルトラ・マラソンで、前人未到
の記録を達成しました。

ウルトラ・マラソンというのは、42.195キロ以上の、距離を走る、マラソン
レースです。

レースによって、種類は様々ですが、距離だったり、日数をかけて行ったり
する、過酷な耐久レースです。

参加する選手も、現役のスポーツ選手がほとんどで、年齢もほぼ、若い
20代が殆どです。

耐久レースですからね。

当然と言えば当然なのですが、なんとこのクリフヤング選手は、20代どころか、
30代でも40代でもありませんでした。

50代でもなかったのです。

参加した時の年齢は、61歳。

なんと60代だったのです。

しかも・・・

別にスポーツ経験者でも何でもありませんでした。

スポーツとは程遠い、農夫だったのです。

そんな60代の農夫が、世界一過酷と言われるレースに参加。

レース前には、色々と言われたそうです。レースを舐めてるとか、
バカにしてるとか、完走が出来るわけがないとか・・・

色々と否定的な意見が出ました。

ウルトラマラソンは、どのレースも過酷で、途中でリタイアする人も多い
レースです。

クリフヤング選手が、そう言われても不思議ではありませんよね。

現役バリバリの、スポーツ選手でさえ、リタイアする事も多いのですから。

クリフヤング選手は60代でスポーツ未経験。

それまでの常識で考えると、無謀としか言えない挑戦でした。

批難もありましたが、それよりも、心配する声も多くありました。

完走すら出来ない。

殆どの人は、そう思い、クリフヤング選手の体を心配していました。

話題性は多かったクリフヤング選手。
いよいよレースが始まります。

クリフヤング選手が、参加したレースは、当時、世界一過酷と言われた
5日間耐久レース。

5日間で約900キロの距離を走る、耐久レースです。単純計算で、1日
180キロを走る計算です。

走る以前に、参加しようとすら思わない距離ですよね(笑)

完走出来ない人も多いのは、納得せざるを得ないレースです。

そんな中、レースは着々と進みます。

予想通り、クリフヤング選手は他の選手に大きく遅れをとります。

ちなみにですが、当時、耐久レースには、常識、セオリーのようなモノが、
存在していました。

レース戦略。計画。時間配分などの常識やセオリーです。

参加選手は、その常識の元、着々とレースを進めます。

たった1人、クリフヤング選手を除いて・・・

クリフヤング選手は、農夫です。

農夫の彼は、ウルトラ・マラソンの常識やセオリーなど、知りませんでした。

そう、知らなかったのです。

知らなかったので、常識、セオリーに従う事もありませんでした。

結果、どうなったか・・・

なんと5日目の最終日。

クリフヤング選手は見事完走。

そして順位は・・・

まさかの1位。優勝したのです。

しかも、2位の選手に5時間の大差をつけて・・・

61歳の農夫が、並いる現役のスポーツ選手を抑え、優勝したのです。

とんでもない大記録のおまけ付きで。

参加選手の多くが、常識、セオリーの元、レースを進めてました。

このセオリーは、過酷な耐久レースを、完走するためのセオリーです。

その内容は、24時間の内、平均して8時間は寝る(休憩する)という
セオリーでした。

多くの人は、6時間〜10時間は、寝たり休憩したりして、体力を回復して、
残りの16時間で、距離を走るようにしてました。

クリフヤング選手以外は、この方法でレースに参加してたのです。

しかし、クリフヤング選手は違いました。

クリフヤング選手がとった戦略は・・・

24時間、寝ずに走り続けるです。

クリフヤング選手は、まさかの戦略でレースを進めてました。

ちょこちょこ休憩はするけど、寝ずに走り続けたのです。

まさに、人が寝てる時に、やるべき事をやってました。

スピードは遅いけど、コツコツと休む事なく、距離を進めたのです。

まさに、ウサギと亀。

結果、クリフヤング選手は優勝。

そしてレースの後、どうなったかと言うと・・・

そう、新たな常識、セオリーが誕生しました。

次年度からは、誰も寝なくなりました。

既存のセオリーを壊し、新たなセオリーを誕生させたクリフヤング。

そして、長い月日が経っても、私たちに大きな気づきや、メッセージを、
残してくれてます。

今回の話、何か感じるモノがありましたか?

もし何か感じたなら、機会があれば教えてくださいね。

それでは良い週末を。

PS
今日のイーナさん
昨日の夜から、止む事なく、コツコツと降り続き積もった雪を見て
「継続に勝るモノなし」について、改めて想いを巡らす・・・

「めだる」についてのお知らせです。

いつも冒険をしてめだるを
たくさん集めてくれていると思います。

ありがとうございます。

集めためだるは、年内いっぱいで消滅してしまうのですが、めだるの持ち越しもできます。

めだるの持ち越し申請フォームを用意しました。

ワイルドサイドを歩こうよ恒例なので、
おなじみの人にはおなじみの
そして、最近読者になってくれ
た方には
はじめての申請フォームです。

あなたの、思うがままの声を、聞かせてもらえれば、うれしいです。

2020年までのめだる持ち越し申請は
こちらのフォームからお願いします。

フォームは2021年1月10日に自動で閉じてしまう設定です。

つまり、めだるがリセットされるのは
2021年の1月10日以降ですので、
それまでに申請してもらえれば。

さよならグッバイも
2021年1月20日周辺で行います。

この記事を書いた人
稲村龍慶(イーナ)
イーナこと稲村です。現在は五感がとっても刺激される、心地よい大自然の環境の中で、活動中です。
「全ての出来事は必然であり、必要なご縁・情報・チャンスは必要な時に必然的にベストなタイミングで現れる」をモットーに、目の前のご縁や流れを大切に活動しています。
ブログでは、田舎に住みながらのビジネス活動や、地域創生活動などを発信していけたらと思ってます。たまに厨二病全開のイタイ内容や、過去の恥ずかしい話などもするかもしれません(笑)
僕は他の執筆者のように、すごく役立つような話はできませんが、いつも頑張ってるあなたにとって、ちょっとした心の休息になるような記事を発信していけたらなと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
それでは今日もあなたの心が、優しい光に満たされますように。


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