たとえば、あなたが通販でパンを売っていたとしよう。
いま、目の前には2人のお客さんがいる。
ひとりは1年前にパンを買ってくれたお客さん。
もうひとりのお客さんは、
1週間前にパンを買ってくれた。
その他の条件が同じ場合、
現在および将来において
どちらのお客さんが購入する可能性が高いだろう?
答えは小学生でもわかる通り、
1週間前にパンを買ってくたお客さん
である。
リッチシェフレンの言葉を紹介しよう。
顧客があなたから初めて購入する場合、
その人の人生には、一生懸命稼いだお金をつぎ込んでも
あなたから購入したいと思えるような、
何らかの変化が生じているものだ。その人の行動からさらなる変化が読み取れるまでには、
そのときの変化によって生じた状態が
今後も続く状態はかなり高い。したがって、直近で購入した顧客の方が、
再び購入する可能性は高い。
さてさて。
ここで考えて欲しい。
現在、あなたは先ほどのような2人のお客さんを
同じように扱っていない?
2人のお客さんを
同じよう扱っていない?
2人のマーケティングに対して
同じような時間とお金と労力を
費やしていない?
2人のお客さんのサービス提供やフォローに対して
同じだけの時間とお金と労力をかけていないだろうか?
ある人が将来あなたから購入してくれる可能性が
別の人に比べてずっと高いということが
すでにわかっているとしたら、、、
2人を同じように扱い続けなければ
いけない理由はどこにあるのだろうか?
では、ここでR-F-M。
リーセンシー、
フリークエンシー、
マネタリーバリュー。
リーセンシーと言うのは、
先ほどお話したように、
直近でお客さんが購入したのはいつか?
ということ。
お客さんはアクティブか非アクティブのどちらか。
アクティブというのは購入している状態。
アクティブなお客さんをアクティブな状態に保つことが
僕らマーケッターの大切な日々変わらぬ目標である。
バスタブに蛇口をひねって水を貯めても
栓をしていないといくらっても水は貯まらない。
ビジネスも一緒で、蓄積されていかない、
資産とならないのは栓をきちんとしていないから。
同じレベルを保つには、水の量(新規のお客さんの数)を
増やさなくてはいけない。
ブランドはいくらたっても構築できないのだ。
排水溝を閉じていないとお客さんを失うことになる。
浴槽は空になり、ビジネスは破綻する。
リーセンシーはそういう意味で優れた指標で
ブランドが築かれているのかどうかの目安になる。
ちょっと長くなってしまったので、
続きはまた明日にでも。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
ぐぅ・・・役に立ちました。
役立てていきましょう。