高崎での最終報告会でのこと。
2日目はチームに関して
意見交換をしていたので、
ぜひみんなで観たい映像があったのだけど、
ワークショップが白熱して時間がなくなってしまった。。
というわけで、せっかくなので
今日はブログで共有できたら。
その映像とはモータースポーツのピットストップ。
ピットストップとはレースの見せ場のひとつである
タイヤを交換したり燃料補給したりすること。
コンマ数秒が勝敗を決するモータースポーツでは、
いかに手際よく素早く作業をやるか
ピット作業を終えるかが非常に大切となる。
観て欲しいのは、1950年代のピットストップと
最近の、、、2013年のピットストップの比較。
2分ほどの短い動画なので、
まずはこの映像をみてほしい。
ご覧になったとおり、違いはあきらか。
違いはあきらかなのだけど、
大切なのは「何が違うのか」ということ。
どちらも早く終わらせて、レースに貢献するという
目標もゴールも同じはずなのに。
なぜ、違うのか。
そこをみんなで考えてみようというものだった。
これはロイスのミッションディスカバリーのワークショップのときに
エリックにみせてもらった映像で、この映像を観て
グループディスカッションを行ったのだけど、
いろんな意見がでていた。
この前、小野さんとのプライベートセッションでも
いっしょに観て考えたりもした。
そもそもテクノロジーが進歩したとも言えるし、
クルーの数も増えている。
そこも違うし、個人個人でやることや
役割が明確になっていたのかもしれないし、
事前のシミュレーションの精度を高めたのかもしれない。
いろんな仮説が立てられると思うけど、
あなたはどう思う?
いったい何が結果に違いをもたらすのだろう?
そして、大切なことは、、、
これはモータースポーツの世界だけでなく、
僕らの普段の仕事や活動、
もっと言えば人生でも同じことが言えるということ。
テクノロジーやシステムを含めた環境、
同じ価値観を持った仲間、
明確な方向性、無駄を排除してフォーカスすることの強み、
ミッションやビジョンの共有、個人とチームのゴールの重なり、、、
いろんな視点で言えることだけど、
あなたにとっての「ピットストップ」は何だろうか?
そして、そのピットストップの成果をよりあげるためには
何が課題となっていて、どう改善したらいいのだろうか?
ぜひぜひ周りの人たちと議論してみてほしい。
映像をみれば違いが明らかなように、
ちょっとのことで結果は大きく変わってくる。
なにかのヒントになれば幸い。
では、今日はこのへんで。
また明日。
島田晋輔
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