From:よっぴー
ストレス社会なんてよく聞くけど
ストレスはどんな影響を身体に与えるのか?というと
中医学では
ストレスによって肝臓がダメージを受けて
肝臓の働きが落ちるって考える。
西洋医学の肝臓と違って
中医学では
肝臓は身体の気の巡りを調節している場所で
肝臓にダメージが来るとその調節がうまくできなくなり
気が滞ってしまう。
もちろん、血を貯蔵したり、解毒したりっていうのは変わらないけどね。
気の性質として
上に昇っていくという特徴があり
肝臓がうまく働かなくなると
どんどん上に溜まっていく
怒った時なんかに頭がカッとなった
とか
頭に血が上る
っていうように
頭に気が集まると
火照ったり、頭痛がしたり、イライラしたり
ひどくなると、めまいや耳鳴りなんかも起こってくる。
肝臓は、胃腸への司令塔でもあるので
肝臓の怒り爆発!ってなっちゃったら
上司に気を使う部下のように
胃腸にダメージが来て
消化不良や、暴飲暴食、逆に食欲不振なんかが起こり
ひどくなると
胃潰瘍だったり、十二指腸潰瘍だったり
炎症が起こってしまう。
西洋医学に話を戻すと
ストレスを受けると
交感神経が働くようになっている。
本来ストレスというのは
危険にさらされた時に起こるもので
危険を感じると、瞳孔は開くし、血圧や心拍数は上がるし
悠長に寝てられないから目が冴える
なので
ストレスを感じすぎると
ずっと戦闘態勢って事になるので
夜寝る時なんかにも
交感神経が働いてしまって
不眠症なんかが起こってしまう。
イライラして寝れないとか
明日の発表会が心配で寝れないとかがいい例かな。
そんなストレスを感じた時に出るホルモンがあって
それが、コルチゾール。
コルチゾールっていうのは
副腎皮質から出るホルモンで
みんなが知っている言葉で言うと
ステロイドって呼ばれるもの。
上で書いたような
活動量を増やすように
血糖値を上げたり、血圧を上げたりする働きは
このコルチゾール=ステロイドの働きなんだよね。
医薬品でステロイドを飲む時って
どう言う時かと言うと
炎症を抑える時
もちろん身体から出るコルチゾールも
炎症を抑える働きがある。
ただ。。。
冒頭にも書いたけど
今は、ストレス社会
頻繁にこのストレスを感じると
ずーーっと身体の中からコルチゾールが出ていることになって
このコルチゾールっていうのは
副腎っていう場所から出ているんだけど
この副腎が疲れてしまって
コルチゾール不足の状態に陥ってしまう。
前回、炎症が全ての病気の原因って
木坂さんのセミナーで言っていたと書いたけど
コルチゾールっていうのは
炎症を抑えてくれるホルモン。
普段であれば
身体の炎症が起こった時に
適度な抗炎症作用を示すホルモンが
炎症している場所に向かうわけだけど
現代人は、その一つであるコルチゾールが
副腎が疲弊してしまって必要量出ない。
こうやって慢性的な炎症が持続してしまっている可能性もあるなぁって
木坂さんのセミナーを聞いていて思った。
前回のIgG検査もそうだけど
副腎疲労の検査も、IgG検査をしている病院であればやっていると思うので
一緒に受けてみてもいいかもしれません。
唾液でわかるので簡単ですしね。
炎症は意外と身近にあるものなので
それを少しずつ気をつけて
排除していき
時には適度な対処をする。
自分の健康は
自分で責任持っていきたいですね!
ってことで、今日はこの辺で。
よっぴー
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<今日のぷち健康情報>
副腎疲労外来なんて科ができるくらい
現代人に蔓延している副腎疲労。
なんだか最近疲れが抜けないなんてことがあったら
一度検査してみてください。
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