Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

フルボッコ状態

From:秋山大介

「こんなの怪しいですよ!」

「こんな表現誰が喜ぶんですか!こんなに煽って!」

「こんな文字が多いもの誰が読むんですか!」

 

は~~~~~~~~~

また、それか~~~~~~~

もう、いい加減にしてほしいわ~~~~~~

 

と、言いたい気持ちと…

最後まで我慢した一言…

「それであれば、ご自身で作成したらいかがですか?」

これは、どんなマイナスの状況でも我慢し、

「ガマンだ…ガマンだ…ガマンだ…」

「win-win or No-dealだ…」

と心に言い聞かせ、

まさに、貝のごとく耐え抜きました。

 

ちなみに、、、この状況・・・

どう考えても「No-deal」にしたかったのですが、
そうすることができない状況だったので、
一番たちが悪いと言われる

「lose-win」

を選択しました。

 

とはいえ、

『7つの習慣』では、この選択は、
ときと場合によると言っているので、
理想の状態にはなりませんでしたが、
これはこれで仕方がないでしょう。

 

この2週間、私はいわゆるフルボッコ状態でした…

こんなに、サンドバックのように
言われたい放題だったのは、どれくらいぶりでしょうか?

 

あっ、、、いや、直近であった!

2月に顧問先の契約を打ち切ったときも、
同じだった・・・(汗)

そのときは・・・

「あなたの書いているものは『品がない』」

と言われ、正直言って私は人格を否定された気持ちになり、
思わず嫁に話してしまったということがありました。

「あのさ~、自分さ~品がないんだってさ~。
どう思う?自分の旦那に品がないって?」

「えっ、あなた自分に品があると思っていたの?
いやいやいや…それはその人が正しいでしょ(笑)」

と、ま~よくある夫婦の会話をしていたのですが、
とはいえ、その顧問先を知っていた妻は、

「ま~、品が本当にあるかないかは別としても、
そんなに酷評されるものって、どんなだったの?」

と聞いてきました。

 

そこで、妻に私が書いたもの…

「コピーライティング」

したものを見てもらうことにしました。

(※もちろん守秘義務があるので、そこに抵触しない範囲です)

 

すると、妻が一言…

「内容は分かった。これの原文は?」

と。

 

実は、このコピーライティングしたものですが、
私がゼロから作成したものではありませんでした。

そのかつて顧問先であった企業の経営者の方が書いたものを、
添削してほしいと言われて…

本当は添削したほうが良かったのですが、
正直言って、これでは厳しいかなと思ったので、
その原文をもとに、私がリライトしたのが、

「品がない」

と評価されたものでした。

 

そして、妻が原文を読み一言・・・

「う~ん、正直私は分からない。品があるのかないのか。
それよりも、原文とこっちの違いが分からない。
だから、言われてしまったら仕方がないのではないの~」

と。

 

ちなみに、補足しておきますが、
私は、よほど時間がない場合を除き、
コピーライティングしたものを、妻に読んでもらっています。

あとは、そのライティングしたものの
読者の対象になる人たちが身近にいる場合は、
できるだけ読んでもらっています。

 

その理由は、単純で・・・

「自分の感覚」=「対象者の感覚ではない」からです。

ちょっと、話が飛ぶように聞こえるかもしれませんが、
先日、顧問先で、大型セミナーでプレゼンテーションする内容を
議論していました。

そのとき、顧問先の方から
このようなことがありました。

「いや、秋山さん。

これは、こういうことなんです。

これがこうで…あれがこうで…だからつまり…。

こう説明するのが良いと思うのですよ。」

こちらは思いっきり守秘義務に抵触するので、
中身をお伝えできませんが、大まかに言えば、

「非常に論理性の高い内容」

でした。

もしくは、

「数学の証明」

のような内容でした。

 

その顧問先は、
コンサルティング会社なので、
そのあたりは、さすがの説明です。

ただ、この話・・・

「数的推理力」と「論理的思考」が高い人でなければ理解できない

ものだったのです。

私は、アセスメント結果を見る限り、
どちらかと言えば、この2つの領域が高いので、
話は理解できました。

でも、かなり理解が難しいなという感じでした。

だからなのか・・・

「全く印象に残らない」

記憶に残らないのです。

ということは、
この説明でプレゼンテーションしても、
聞き手は仮に理解しても、記憶に残らないということです。

 

で…実は、これも相手の方と激しい議論になり、
まさにコンフリクトが起きました。

そして、これが口論ではなく、
議論であり、コンフリクトになった、私の一言が…

「自分の感覚」=「対象者の感覚ではない」

でした。

 

加えてもう一つ、、、

「聞き手分析」

でした。

 

先ほど、お伝えした通り、
この説明についていけるのは、、、

「数的推理力」と「論理的思考」が高い人

です。

その場にいた、私とコンサルタントの方は、
二人とも「数的推理力」と「論理的思考」が高い人に該当しています。

(これはあくまでもデータの話であり、
上位だから良いという話ではありません。
反対に、そこに入っていないから悪いという話ではありません。
その点は十分にご注意ください。)

しかも、、、

一応統計データでみると、

二人とも、上位の15%に入っています。

 

これは、統計学の世界で「正規分布」や「ベルカーブ」と言われ
偶然にも、二人がその上位に入っているということです。

大雑把には8:2の法則や、
それを分解した2:6:2の法則と捉えてください。

だから、違う見方をすると、
一番分布が大きいのが、その後ろの「6」「2」なので、

この話が理解できる人は、
聞き手が100人いたら、たった「15~20人」で
他の「80人」は置いてけぼりということです。

 

すみません、、、

これこそ、説明が悪いですよね。

ただ、論理的思考や数的推理力が高い人は、
この説明が腑に落ちるでしょう。

 

そうです・・・

まさにこれです。

これが陥りやすいワナです。

これも「自分の感覚」=「対象者の感覚ではない」ということでしょう。

 

ちなみに、、、

これは「論理的思考」の部分で話しましたが、
これが高ければ良いというわけではないのは、
あなたもお分かりでしょう。

ここが高いと、
人の話に論理性がないと受け入れられない可能性があります。

だから、私自身、いくら上位に入っているといっても、
それが良いことだとは考えていません。

あくまでも、表裏一体で捉えています。

 

と、、、

小難しい話をしてしまいましたが、
まさにこれも、「自分の感覚」=「対象者の感覚ではない」ことでしょう。

仮に私が、

「この説明は自分が理解できるから、あの人も分かる!」

と思ったら、大きな間違いです。

だから、私はできるだけ
細かく丁寧にお伝えすることを考えて、
情報をお届けするようにしています。

そうしないと、自分だけしか分からず
自分以外の誰も分からない話になってしまいますから・・・。

 

ということで話を戻すと、、、

コピーライティングも陥りやすいのが

「自分の感覚」=「対象者の感覚」

と思ってしまうことでしょう。

いえ、コピーライティングの分野だけでなく、
様々な分野でですよね。

だから、あの品のない話もそうでしたが、
この2週間でフルボッコにされた話も、全てこれでした。

確かに皆さんがおっしゃっていることは分かります。

 

ですが。。。

もし可能なら私が皆さんに言いたかったのは

「あなた」=「読み手ではない」

ということでした。

 

仮に、あなたが対象であっても
それは「サンプル数1」に過ぎないということです。

で、、、

たいていこの手の話が出たとき、皆さんこう言います・・・

「みんな、そう思っています」と・・・

 

だから、私はこう聞き返します。

「みんなのサンプル数を提示してください」と・・・

「何人中、何人が思っている話かお聞かせください」と・・・

 

そうすると、たいていこう切り返されます。

「いや、それは。。。でも、私はこう思うんです!」と・・・

 

だから、私はこう切り返します。

「あっ、私ということは、やはりサンプル数は1名でよろしいですか?」と・・・

 

申し訳ありませんが、このあとは無言です。

そして、私はこう話を続けます。

「私は、決してあなたの意見をつぶそうとしてはいません。
ただ、一番危険なのは、自分だけなのに思い込みで大多数と思ってしまうことです。

それは、大きな過ちを引き起こします。

だから、私自身、できるだけ自分の感覚を捨て、ライティングしたときは人に見てもらいます。

そうすると、たいてい自分では全く想像がつかないところ反応したり、引っかかったりします。

だからこそ、私が信用するのは実際にやってみて『何件中何件の反応があったかの事実』です。」

と。

相手の方には申し訳ないのですが、
こうお伝えさせていただいています。

特に怖いのが「感情による判断」です。
しかも、サンプル数が1名の。。。

 

だから、、、

「こんなの怪しいですよ!」

「こんな表現誰が喜ぶんですか!こんなに煽って!」

「こんな文字が多いもの誰が読むんですか!」

これらの判断は、こちら側がすることではなく、
実際に見込み客に届けてから判断することですよね。

もちろん、明らかにおかしいのはまずいですが、
たいてい、この辺りはそんなことないことが多いです。

 

特に最近、私が言わるのは図解して説明し、
納得いただいているのにも関わらず…

「感情を動かすこと」=「煽り」

と捉えてしまうことでしょう。

これは全く別次元の話です。

ここは説明が長くなるので、今日は割愛します。

 

でも、ホント…この2週間多かったです(汗)

正直、そこまで言われると、
さすがに私も傷ついているのですけどね・・・

は~~~~、参った、参った…

私の心の声を吐露した部分もあるので、
まとまりがなく申し訳ございません。

 

あっ、そうそう一つ言い忘れました。

その「品」の話ですが…

数名の方に見てもらいましたが、
どうやら…その数名は…でした。

一番重要な部分は原本の話があるので隠しますが(笑)

一つ言えるのは、文化の違いと言いますか、
宗教の違いのようなものですね。

どうやら、私の周囲での私の品は保てていたようです(笑)

 

ー秋山大介

 

PS)

「今日の一冊」は、こちら、、、

ここに載っている感情をとらえると、なぜか「煽り」と言われる不思議・・・
まさに、それが心理トリガーにかかり、感情を動かされた瞬間なのでしょう。

 

PPS)

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ぜひ、こちらからお気軽にご質問ください^^

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この記事を書いた人

経営管理修士(MBA)を取得しておきながら「倒産寸前からV字回復を経験」した経営コンサルタント。倒産させたら「経営管理修士(MBA)はしょせん実践では使えない…」と言われてしまうと思い、その知識を使いつつ地べたを這いつくばる戦略でV字回復させる。得意分野は「人材育成」「マーケティング」。 現在は、これまでの経験を活かし、家業の会社を経営しながら、コンサルタントとして活動中。顧問先からは、経営者の視点での人材育成やマーケティングのコンサルティング手法に定評がある。

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