From:秋山大介
えー、私、非常に反省しています。
最近、、、
コピーライティングの話が続きしました。。。(汗)
自分のアイデンティティは
セールスライターではなく、
経営者というか「教育者」なのですが・・・
ただ、そうはいっても
何やかんやで、もともと心理学に興味があり、
高校生のとき非常勤で来ていた
心理学部の現役大学生の倫理の先生から、
「心理学部に入ると就職先ないぞ~!」
と、、、言われたこともあり、
心理学は諦めつつ、経営学の中で
行動心理を学んでいた私としては、、、
まさに人の心理を扱う、
セールスライティングは好きなもので・・・(汗)
だからといって、
1週間にわたり、セールスライティングはお腹いっぱいですよね。。。
ということで、、、
実は、まだまだセールスライティングについて語りたいのですが、
「ワイルドサイドウォーカー=セールスライターではないぞ!
と怒られてしまいそうなので、
今日のところは、違う話題を取り上げます(-.-;)
さてさて、今日取り上げる話題ですが、
それは、先日私が思わず
「えっ、お~、マジでか!Σ( ̄□ ̄;)」
とセミナー中に声をあげそうになった話です。
実は、私その話をその数ヶ月前に、
講師を担当していた方から聞いていたのですが、
そのデータを見たのは始めてでした。
てっきり、その人が独自に調査したか、
塾を経営されているので、塾生のデータなのかな~と思ったら、
こんなデータがあったのですね。。。
それがコチラです。
↓
https://style.nikkei.com/article/DGXBZO26261010W1A400C1000000
(『プロ野球選手やJリーガー、何月生まれが多い? 編集委員 小林明』より引用)
見てください、これ・・・
私は、思わず
えっ、お~、マジでか!Σ( ̄□ ̄;)となりました。
いや・・・もちろん聞いていたので
知っていましたよ。。。
そりゃ~、、、
しかも、そもそも数ヶ月前に知ったのも、
自分に経験があったからですし。
私自身が1月生まれですし、
定年は生年月日なので、3月生まれのほうが得だろうと考え、
私の息子は3月生まれを希望していました。
でも、実際に生まれたのは5月。
そして、息子の成長を見ていたとき、
同じ学年でも数ヶ月の違いで、
全く違うことに気が付き、、、
うすうす気がついていましたよ。。。
4月生まれと、3月生まれでは雲泥の差ではないかΣ( ̄□ ̄;)って。。。
でもですよ、、、
もとサッカー選手の中田英寿さん・・・
現役サッカー選手の遠藤保仁さん・・・
そして、キングカズこと三浦知良さん・・・
早生まれです。。。
だから、早生まれのほうスゴイのでは?と
うすうす気がついていながら、
その事実を否定していたのです。
ですが、、、
このデータを見せられたら
「惨敗」
・・・しかありません。
ま~、とはいえ、サンプル数がまだ不足しているので、
まだ判断が難しいかもしれませんが、
とはいえ、現役選手で考えれば、この傾向は正しいのでしょう。
少なくとも、野球界とサッカー界は
この傾向が正しいと言えそうです。
ただ、それよりももっと恐ろしいデータがコレですよ、コレ。。。
↓
https://style.nikkei.com/article/DGXBZO26261010W1A400C1000000?page=4
(『プロ野球選手やJリーガー、何月生まれが多い? 編集委員 小林明』より引用)
再び、私は。。。
えっ、お~、マジでか!Σ( ̄□ ̄;)
となりました。
おい・・・
1月生まれ終わっているじゃないか・・・
しかも、自分は17日だから、2月に近い。。。
ということは、、、
マジで終わっているじゃないか!!!!!!!
は~、やっちまったよ、、、1月生まれ~
という感じで、ま~本気で落胆はしていませんが、
なんとな~く、子どもの頃から感じていたことは
データによれば事実だいうことがよ~く理解できました。
なので、息子は5月生まれなので、
このアドバンテージは活かさないとな~と思う次第です。
で、、、
そんなことは良いのですが、
この話で、私は1つだけ、声を大きくして
お伝えしたいことがあります。
それが、、
経験やカンや思い込みで、
事実が曇らないようにしたほうが良いのではないか
ということです。
これまで何度もお話ししているように、
私は幼児教育の案件に、いまマーケティングコンサルタントとして携わっています。
そのようなこともあり、
もう半年を超えましたが、この半年間一気に、
この教育業界のことを勉強しました。
すると、、、
非常に恐ろしいことが分かりました。
それが、、、
「データに基づく話より、持論や推論が多い」
という実態です。
もちろん、多くはしっかりと研究や実証実験がされているのですが、
テレビなどでコメンテーターが話していることには、
案外持論が多いということです。
これは、私も実感がありますが、
政治家でさえ、データよりも持論を展開してしまいがちです。
「自分の場合は・・・」などと。
しかもそれが、教育の中心を司る委員会の主催者だから怖いものです。
ある本に書かれていましたが、
「他の政策はデータを吟味するのに、教育だけデータではなく持論合戦になる」
と。
まさに、これです。
こんな具合に、本当にこの教育業界は、
持論合戦で怖いな~と実感しました。
だから、私の場合はベースを一番確かな
脳医学に置いているのですが。。。
でも、この類の話は、
決して教育業界だけでなく、他の業界にも多々あると思います。
それこそ、私がかつていた株式投資の業界もそうです。
だから、私はデータに基づく
システムトレードというものの普及に取り組んでいました。
または、小さなところで言えば、
会社の中での会議などでもそうでしょう。
「私の経験では。。。」
と枕詞がついた時点で、それはもう持論ですよね。
とはいえ、達観した人であれば、
その経験に固執することなく伝えることができるので、
それはアリの話だと思います。
ですが、、、
おうおうにして、持論になることが多いでしょう。
その中でも一番恐ろしいのが、
「経験に基づいた予測」
です。
私は、マーケターとしては、
まだ、ひよっ子時代に、この予測に何度も振り回されてきました。
そのときは、先輩のことを信じきっていたので、
「自分の経験からすると、これはイケる」
と聞いて、その通りリリースするということを
ひよっ子時代は、何度かしていました。
でも、その予測は、どれも外れ。。。
私の経験では(便宜上と使いますが(笑))
先輩の予測は、全敗でした。。。
それからは、もう私は
「マーケットの判断に全て委ねる」
として、誰の予測も信じないようにしました。
もちろん自分もです。
だから、今もコンサルタント先などで
「どの方法なら一番売れますか?」
と聞かれると、
「今回のケースでは、これが一番可能性は高いと思います。
しかし、、、全てはマーケットが判断することなので、
これで上手くいけば御の字ですし、次の手、三の手を考えて、
レスポンスを見ながら、調整しましょう。」
と答えます。
もちろん、相手の方からすると、
私に答えを求めているのですが・・・
正直言って、私もマーケットに聞いてみない限り、
その答えは分かりません。
もちろん、私も専門家ですので、
確率が高そうなものは分かります。
ですが、、、
それこそが、私の「経験とカンと思い込み」に過ぎません。
だから、私は自分の中で
何かをしているとき「これはイケる!」と
思ってしまったときこそ慎重になるようにしています。
まさに、自分にも「中庸」ということです。
しかし、、、
どうしても人間、自分の経験やカンや思い込みに関しては、
中庸になれません。
なるには、それこそ毎日言い聞かせるか、
失敗から学ぶしかないでしょう。
または、今回のように
「データ=信憑性の高い事実」
から判断するしかないでしょう。
今回のデータは、
まさに、それを再び私に言い聞かせてくれる
最高の題材でした。
いや~、でもこのデータ恐ろしいですよね。。。
ほんと、
えっ、お~、マジでか!Σ( ̄□ ̄;)
となりました(笑)
ー秋山大介
PS)
「今日の一冊」は、こちら、、、
この中にも「経験やカンや思い込みをなくせ!」と
石破茂氏のあの語り口調で書かれています。
PPS)
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経営管理修士(MBA)を取得しておきながら「倒産寸前からV字回復を経験」した経営コンサルタント。倒産させたら「経営管理修士(MBA)はしょせん実践では使えない…」と言われてしまうと思い、その知識を使いつつ地べたを這いつくばる戦略でV字回復させる。得意分野は「人材育成」「マーケティング」。 現在は、これまでの経験を活かし、家業の会社を経営しながら、コンサルタントとして活動中。顧問先からは、経営者の視点での人材育成やマーケティングのコンサルティング手法に定評がある。
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