古くから猫の街として知られるトルコ・イスタンブール。野良猫たちが街を歩く姿はすでにイスタンブールの景観の一部にもなっている。猫たちは人間たちの生活に自然に溶け込み、心の支えともいえる存在だ。日々をひたむきに生きる街の人々はそれぞれの悩みや苦しみを胸に秘め、猫との出会いに癒され深い愛情を注いでいる。まるで猫と会話をしているように通じあう人と猫とのあたたかな交流を優しく見つめた物語。
猫が教えてくれたこと introductionより。
猫がいないと街は魂を失ってしまう。
冒頭のそんなセリフが印象的な映画。
舞台はイスタンブール。
昨年のワイルドサイド部のツアーで
訪れた街だったので、
より親近感が湧いて観れた。
イスタンブールに限らずだけど、
旅の途中もやたら猫が多いな
とみんなで話していたのを
映画を観ながら思い出す。
この映画はワイルドサイド研究会のFBページで
マキさんが紹介していて、
ハルキャットと話していたのを覚えていて。
いつか観たいな〜と思っていたら
ぶらりと寄った桜坂劇場で
猫祭りが開催されていて
この映画が偶然上映されていた。
イスタンブールは混沌としていて
オーナーが誰かわからない古い建物が
歴史的意義があるという理由で
壊されずに残っている。
そこに猫が住み着いちゃって
街の一部となっているんだね。
猫目線で撮影されたユニークな映画だけど、
有名な猫やシンボリックな猫がいないか
リサーチしてつくった映画なのだとか。
しかも3ヶ月間休みなしで猫を追いかけて!
(猫はきまぐれだからね・笑)
監督インタビューで興味深かったのは、、、
猫が複数の名前をもっている
ということ!
可愛がってるひとが
それぞれ名前をつけちゃうから(笑)
最初にでてきたサリという名前の猫は
コーヒーショップに行くと
ガーフィールドと呼ばれているのだとか。
まあ、猫が自ら名乗っているわけではないからね。
高城さんがこれからの時代は
複数の名前を持つ時代になるって言っていたけど、
それに近いだろうなと思った。
あだ名やニックネームではなくて
まったく別の名前、別のキャラクターとしてね。
僕らは自分で名乗りがちだけど、
猫たちのように、
所属するコミュニティメンバーに
勝手に名付けられるっていうのがいいね。
コーヒーショップでのガーフィールドのように。
名前や実績、肩書きを捨てたときに
次の世界が待っているのかもしれないね。
猫を愛せない人は人も愛せないっていうセリフも
印象的だったけど、イスタンブールに住む
猫嫌いな人は人にも心を開かないのだとか。
自分自身でいっぱいで余裕のない人は
猫は愛せないのではないかと
監督はいう。
猫を愛でる余裕を育んでいきたいね。
オレンジやみかんを手でむいて食べてから
パソコンなどのデスクワークすると
タイピングするたびに、
柑橘系の香りが広がって心地よいから、
ちょっとしたマイブームになってるんだけど
そういえば猫って柑橘系の香り苦手だったよなと思い出す。
猫と暮らしたいけどそのためには
オレンジ手でむくのやめないとなあ
と思う今日この頃。
では、今日はこのへんで。
また明日。
島田晋輔
PS)
猫の影響か知らないけど、
今日目覚めでみた夢は、
自転車の後ろに女の子を乗せて
立ち漕ぎしながら上り坂を必死に
進んでいくという夢。
夢占いサイトで調べてみたら、
目標や夢に向かうための苦労をいとわずに
前向きに取り組んでいる、
意志の強さの表れなのだとか!
努力は報われるとあったので、
今の方向でがんばっていこうという
ポジティブな今日この頃。
ねこぱわー!
PPS)
では、今日は映画のPVをどうぞ、、、
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