あるプロモーションの打ち上げでのこと。
テスト販売で良い数字がでて
クライアントさんは大満足。
新鮮で本格なお刺身をいただきながら
これからの本番ローンチの話。
テストローンチを終えて、
本番ローンチということで
リスト集めをすでに始めていて
順調に集まってきている。
10000リストにもうすぐ到達するので、
テスト販売の結果から言っても
200〜300本は売れる、
できたら400本はいきたい、と
クライアントさんは期待に胸を膨らませていた。
クライアントさんの期待を打ち砕くようなことは
あまり言いたくなかったのだけど、
それなりに寄り添いながら、
「そこまで売れないと思いますよ」
と正直に話させてもらった。
(根拠と予想数字ももちろん添えて)
このプロモーションは、
シナリオや全体設計ができている段階から
セールスの製作の部分を請け負ったのだけど、
セールスのチカラでは覆せない問題が
いくつかあった。
そもそもの前提条件が違っていたり、
設計が違っていたりしたら
どうにもできないことが多い。
もちろん絶対ということはないので
やってみないとわからないのだけど、
予測することはできる。
結果、このプロモーションはどうなったかというと、、、
僕の読み通りの数字になった。
クライアントさんは怒り狂い、落胆し、
次の案件に取り掛かっている。
次の案件は僕がゼロから関わらせて
もらっているので数字の読みが始めからしやすい。
商売のスタイルもプロモーターのカラーも
人それぞれある。
例えれば野球の投手のように
本格派、速球派、技巧派、軟球派のように
分類もできるだろう。
速球主体でグイグイと押していき、
強気で空振りをとっていこうという経営者。
ノリノリでガンガンいくタイプだね。
逆にニッチな市場狙ったり、
独自のテクニックや駆け引きなんかで
ライバルを出し抜いていくような軟投派。
僕はまあこのブログからもわかるように
グイグイとイケイケでいくタイプではなく、
じっくりと見定めて組み立てていく
技巧派と軟投派の間くらいのスタイル。
正確なコントロールと基本に忠実な配球、
内外の出し入れ、緩急、、、
繊細さ、丁寧さを大切にやっていくタイプ。
派手さも豪快さもない感じだけど
四球などで大崩れしない感じかな、
ゆるく安定的に打たせてとる。
なので、数字の予測もあまり外さない。
もちろん僕らが経験した311のように
想定外のことはおきるのだけど、
想定外のことを考えてもしょうがないので
想定内の精度をあげていくことを
僕は心がけている。
例えば、最近ブログで紹介した
木坂さんのレポートや講座案内は
11月、12月くらいにすでに木坂さんと
話していて、
「たぶんこれくらいの数字になると思いますよ」
と予測を立てていた。
あれから3ヶ月くらいたったけど、
やはり僕の予想通りの数字。
経験による感覚や勘もあるのだけど、
事実ベースの根拠も組み合わせて
予測を立てる。
我ながらにジジくさいスタイルだなと思うけど、
スーツも料理も音楽もビジネスも
クラシカルなものをベースにしたものが好みだからね。
自分のスタイルを確立して
土俵を創っていくこと。
今年は再構築をテーマに掲げているから
見直しにちょうどよいね。
あなたはどんなタイプ?
どんなスタイルで生きている?
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
このダサさがクセになるね。
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