7つの習慣の故スティーブンコヴィー博士。
オフィスにやってきて
ロイスにこう言ったという。
「ハゲているのではなく、髪の毛の生える可能性のあらわれなんだ」
と。
そして、フサフサの髪の毛のロイスをみて、、、
「ロイスは可能性を開いている。でも、その可能性を改善させることを毎日やっている?」
と聞いてきたらしい。
博士は出社すると社員全員に
同じことを聞いていたという。
自分を改善させるために今日はなにをやっているのか?
ということを。
7つ目の習慣である刃を研ぐということ。
毎日、なにを改善するのか、
大切なのは、
自分で自由に選べるということ。
まさにアーレントの「始めることのできる自由」に
通じる話だね。
コヴィー博士は自分でも
実践しているから
他にも言えた。
逆に言えば、みんなに言っているから
自分も実践していっていたのだと思う。
発言による矯正力。
例えば、読書。
コヴィー博士は
1週間に20冊ほど本を読んでいたらしい。
博士の読書の方法をロイスに教えてもらったので、
シェアしよう。
1:まず本のカバーをみてひかれるかどうか確認する
2:著者はどういう人物か?ここで読み進めるかどうか吟味する
3:読んでみようと思ったら目次を読み込む
4:目次の中で興味深いところにマルをつける
5:一番興味深い章にいって読み進める
6:各段落の最初と最後だけ読む(主張とまとめの把握)
7:各チャプターを読み込む
これでだいたい本全体の90%は把握できたと言う。
本によっては
僕の方がもっと書ける
というのもあったそう。
これはいいなと思ったのはキープしておいて
誰かに教えることで、知識の定着を
はかっていたらしい。
「博士の話は凝縮されていて
わかりやすかった」
とロイスは教えてくれた。
いろんな角度から質問が飛んでくるので、
居眠りしながら聞くことはできなかった、と。
刃を研ぐために、
まわりにメッセージを発信するために、
インプットとアウトプットを
常に実践していたんだね。
休日の読書の参考にでもなれば。
では、このへんで。
よい日曜日を。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
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