Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

コーチングとコンサルティング

ここ1年ほどロイスのコーチングを定期的に受けている。

効果を実感しているから受け続けているのだけど、
コンサルのように目に見えて劇的に大きく変化していく
というものではない。

じんわりじっくり長期的によくしていくもの。

コンサルのように
解決策を提示してくれるわけではないからね。

そういえば、
コーチングってコンサルと何が違うの?
と聞かれることがあるので、
今日はその違いについて書いてみよう。

コーチングもコンサルティングも
問題解決や行動変容を目的としているけど、
アプローチが異なる。

コンサルは戦略や戦術などを
コンサルタントが考え、
策を提示する。

要するにコンサルタント側が主導となって
方向性を示していくアプローチ。

解決策も提示していく。

一方、コーチングは解決策を提示しない。

対話形式ですすめ、気づかせていくアプローチをとる。

主導となるのはクライアント側で、
クライアントの中にあるものを
明確にして引き出していく感じ。

クライアントをやる気にさせて
自主的に行動させていく。

ロイスとセッションしていても
このあたりが秀逸で、
質問の投げかけ方や対話のリズム、
ペースが素晴らしく
心地よく導かれていく。

基本的に否定もしないし、
無理強いもしない。

解決策の提示もない。
(ヒントはくれる)

セッションは双方向の対話で進んでいく。

悩みや問題点、原因を明確にして
導いていくのがコーチングと言えるね。

コンサルティングは導いていくというよりは
最善の解決策を提示していくという感じ。

専門性を活かして与えていくイメージ。

経営コンサルタントやマーケティングコンサルタントなど
何のコンサルタントか明確にしている人が多いと思う。

何か専門分野に特化して
エキスパートを導入したい場合は
コンサルタントを雇うとよいだろう。

アドバイザーが行うアドバイスも
コンサルに近いイメージ。

俯瞰して総合判断し、
与えていくような感じ。

コーチといえば、
アスリートやアーティストなんかにに最適で、
実際に一流のプロほど優秀なコーチをつけている。

クライアント側が主役で自分の中にあるものを
他者の視点で明確にしたり、
整えたりしていくので、
向上心のある人には向いているだろう。

最近ではヤフーやトヨタが役員ひとりひとりに
コーチをつけているなんて聞いたりもする。

コーチのことを大人の家庭教師なんて呼ぶ人もいて、
そういう意味では最古のコーチはアリストテレスなのかな。

世界を総べる王にこそ、
最適なコーチが必要なのだろうね。

そうそう、セラピーやカウンセリングは
現在の問題解決のために
過去からアプローチしていくの対して、
コーチングは現在と未来に焦点を当てるというのがある。

僕の好きなブーバーはセラピーやカウンセリング的だね。

受けていて良いなと思うのは、
継続して受けることによって
自分のペースメーカーになるということ。

ダイレクト出版の寺本さんも
エグゼクティブなコーチを受ける場合は
最低でも半年から1年くらいは受け続けた方がよいと
言っていた。

木坂さんもパフォーマンストレーナーのコーチをつけていて、
そのコーチ代にけっこうなフィーを支払っていると
言っていた。

それなりの一流の人たちは
こういったコーチをつけて
自分のペースメーカーにしているのだと思う。

コーチングもセラピーもカウンセリングもコンサルティングも
どれも受けたことあるし、やったこともある。

受けていて、やっていて思うのは
相手との相性があるということ。

相性の良さはリズムや心地よさ、
自分の感覚を大切にするとよいと思う。

いっしょにいて、話していて心地よいかどうか。

そこが判断基準になると思う。

では、このへんで。

よい週末を。

島田晋輔

PS)

今日の一曲は、、、



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