シュタイナー教育講演会での話。
生命感覚の観点からの話だったのだけど、
まずは肉体あってこそ、ということだった。
よい教育、学習であっても
肉体の生命が弱っていて
受け取れない子もいる、と。
どんなにお父さんお母さんががんばっても
リズムが入ってこない子もいるし、
よいレッスンを施しても肉体が弱っていて
痛みにしかならない、と。
そういう子には、レッスンが痛みにしかならないから
治癒的なアプローチをとっているらしい。
足湯とかマッサージとか。
良い教え、学びであっても
心身ともに疲弊していたら
確かに入ってこないしね。
子育てしている親に限らず、
なんでこんなに教えているのに
できないの!?
とイライラする人は多いと思う。
仕事の上司、幹部、
学校や学習塾の先生、
ビジネスのコーチやコンサルタント、
アーティストやアスリートのトレーナー、指導者。
こんなに言っているのに、
なぜ成果がでないのか、
そもそもなんでやらないんだ、
とやきもきしている声をチラホラきく。
話を聞いていないのか、
理解していないのか、
そもそもやる気がないのか。
確かにそれもあるのだろうけど、
それ以前に受け入れる肉体ができていない、と。
生まれながらにして肉体として
弱っているので、その人を思って
良いアプローチをやっているつもりが
逆効果ということがあるということ。
考える暇もなくなるほど
手を動かせという体育会系のノリは
個人的には嫌いではないが、
器としての肉体の制約は大きいだろうな
ともよく思う。
7つの習慣の最新再生においても
肉体面の改善もあるし、
最近大ヒットした木坂さんのパフォーマンスセミナーも
鈴木さんたちとやっているベストパフォーマーズプロジェクトも
近い世界観だろう。
そもそもの肉体が弱っていたらもったいない
制約のある肉体のパフォーマンスを向上させてから
精神面や知性面の向上に取りかかれる。
早期のうつ病だったら
運動でよくなることがある
なんて聞くけど、肉体を通して
今抱えている問題を解決していく
というのはあるように思う。
今日はこのへんで。
良い週末を。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
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