生まれたときに死が決定しているように、
出会いがあったら必ず別れがある。
僕もあなたも。
友人や恋人、知人、仲間、
親兄弟どんな関係であろうと
終わりはくる。
人間関係だけではない。
場所であっても物であっても
時間であっても、仕事であっても。
今年もたくさんの別れがあった。
1月には祖母との別れ。
6月にタイに行ったときは、
長年愛用していた革の小銭入れとの別れ。
先月はひとつのプロジェクトの終焉を迎えた。
いろいろな別れがあるが、
悲観的な話ではない。
手放し、そこに空きができるからこそ、
次がくるからだ。
7つの習慣にある第2の習慣は
「終わりを思い描くことから始める」
である。
墓石にどう刻まれるか
というのは西洋的だけど、
自分の葬儀にどんな人が参列し、
どんな言葉をかけてもらえるのか、
みんなでどんな生前の話をするのかというのは
なかなかリアリティある。
個人の成功という意味において
終わりを思い描くというのは
とても重要になってくるだろう。
新しく何かを始めるとき、
どんな終わりを描くのか。
いま、大切にしている物と
どんな別れをするのか。
親身にしている人たちに
どんな別れを告げるのか。
自分の描いた物語に
どんなエンディングを用意するのか。
明確な終末を描ければ、
今の決断に迷いはなくなるだろう。
立ち止まったり、悩んだりしたら、
まずは自分なりの終末を。
正しいか正しくないかは
そのときにはわからない。
それは後で歴史が決めることだ。
大切なのは、
ハッピーエンドでもバッドエンドでも
自分で思い描くということ。
監督も主人公もあなたなのだから。
島田晋輔
PS)
今日の一曲は19歳のときにつくったというこの曲。
LINEでつくったムービーが今っぽくていいね。
荒削りだけど、このザラザラした感じ好感もてる。
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