Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

愛のスコア化

愛をスコア化することができる、と。
ロイスがプライベートセッションで教えてくれた。

自分がどれだけ相手によいことをしたか、
貢献をしたか、想いやりをもって接したかを
スコアリングする。

のではなくて、

相手にスコアをつけてもらう

というやり方。

今日はこんな言葉に愛を感じた3点、
こんなサプライズプレゼントが嬉しかった5点、
忙しいにも関わらず電話する時間をとってくれた10点、
みたいに相手にしてもらって愛を感じたことを
スコアリングしていく。

もちろん相手にも同様にスコアをつけてもらう。

つまり、自分がこれだけやったという
自己評価ではなく、相互評価によって
お互いにスコアが変わっていくということ。

相手のためを想って取り組んでも、
相手にとってはぜんぜん嬉しくないこともあるので、
加算されないケースもたくさんでてくるだろう。

美味しいケーキを買ってきたとしても、
モノで済ませやがって!と思う人もいるだろうし、
ありがとうなどの言葉を投げかけても
あいつは口だけだ!と感じるひともいるだろうし、
善意で仕事を手伝ってあげても、
仕事をとりやがって!と思う人もいるだろう。

良かれと思ってやっても
相手のためになっていない
というのはよくあることだけど、
ついつい忘れがち。

愛という抽象概念のスコア化。

もちろん男女だけの話ではなく、
親子や兄弟でもそうだし、職場の人間関係でもそうだし、
ビジネスなんかのパートナー関係でも言えるだろう。

相手を評価し、自分も評価してもらう。

アモスオズの「わたしたちの正しい場所に花は咲かない」に
あるように正義と正義でぶつかっても
そこには花が咲かない。

立場によって「良いこと」は変わるのだから、
相手の立場に立って考えることや
感情に寄り添うこと、
自分の信念から離れて
フラットな視点を持ち
オープンマインドで対話をしていくことが
大切なように改めて思う。

今月のクレパパの参考図書のひとつである
手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を一気読みしたけど、
深く考えさせられることばかり。

平和を望んでやっていることや
正義、信念に基づいて行動していることが
いろんなものを壊していってしまったりもする。

家族愛や友情、忠誠心、男女の絆、存在意義、差別、
生命の尊さ、、、生きていく上で避けることのできない
人間のテーマ。

いろんなストレスから解放されるためには、
まずは自分の信念というか
こだわり、固執から自由になっていくと
いいと思う。

ストレスの原因は自分自身の固執だったり
することが多いからね。

相手にスコアリングしてもらえば

こんなに私はやっているのに

という驕りはなくなるだろう。

では、今日はこのへんで。

また。

島田晋輔

PS)

アドルフに告ぐの話もしたので、
ワーグナーの一曲を、、、



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