昨日は、税務署に強制的に
お金を持って行かれてしまった
というリアル話をしましたけども、
それに関連して、
今日は預金封鎖の話です。
最近、日本での預金封鎖のニュースも
チラホラでていますよね。
テレビを持っていない僕でも
目にしたり耳にしたりすることが多いです。
預金封鎖っていうのは、
まあ、僕が説明する必要はないと思いますけど、
太平洋戦争終了後に、
破綻した日本財政の立て直しのために
行われた措置のことですよね。
1946年の2月に、
税務署の横取りのように
予告なく行われたそうです。
予告なくイキナリっていうのが
なんともイヤですが、ルールですから
しょうがありません。
一定以上の金額が引き出せなくなって
預金に対して税金が課せられる。
当時、最高で90%にも達する税金が
課せられたひともいたそうです。
もし、いま、あなたに
1億の預金が口座にあったとしたら、
9000万円が税金で
強制的にもっていかれる
といった感じです。
理不尽であっても仕方ありません。
なぜなら、ルールだからです。
実は、案外、このルールを気にせずに
生活をしている人が多いように思えます。
僕らはいろんなルールや枠組みの中に
生きていますよね。
例えば、電気やガス、水なども
ルールに同意して使用しています。
「来月から電気代、ガス代、水道代などを
10倍にします!」
と、突然言われても文句は言えません。
ルールだから、嫌だったら退場したら?
と言われるだけだからです。
仮に、光熱費が10倍になったらどうなるのでしょう?
うちで言えば、水道代はタダですけど、、、
電気ガスで2万円くらいはかかってますかね。
なので、10倍にすると
毎月20万円の出費となるわけです。。
ケータイ代も10倍に値上げになったら、
どうでしょう?
僕の場合はどうでしょうね。
3万〜4万くらい払ってますから、
30万〜40万の代金となるわけです。。
間とって、35万としましょう。
先ほどの光熱費とあわせて、
いきなり55万円。
ケータイ代と光熱費で
月額55万円ってイヤですねー。
ランニングコストですからね。
毎月55万円かあ。。
って感じです。
でも、しょうがないです。
ルールの上で生活しているから。
枠組みから自力ででない限り、
ルール変更に従い続けないといけません。
でも、それだけ企業が潤えば
給料で返ってくるのでは?
と、考えるかもしれませんが、
本当に返ってくると思いますか?
このご時世、企業が還元せずに、
内部留保するのも不思議ではありません。
そもそも、マイナスの状態ですからね。
日本の財政がどんな状態かは
僕がわざわざ言うまでもないですし。
・・・さてさて、きっと僕と同じように
ワイルドサイドを歩いている
あなたならこんな事態も想定して、
今後の人生設計をしているはず。
たとえ、強制的に預金を封鎖され、
通帳からお金が消えようとも、
光熱費やケータイ代が10倍になろうとも、
次の一手は用意してあるはず。
有事になって動いていては、
遅いですからね。
僕が鳥取の田舎で野菜を作り出したのは
そんな背景もあったりします。
今日の話は、半分ファンタジーなようで、
半分、足音がすぐそこまで聞こえてきている
リアルなホラー話ですよね。
オブラートに包んで、ふんわり話ましたけど、
どれだけ自分事として考えられるかで
1年後、5年後、10年後、変わってくるでしょう。
預金封鎖がおこる・おこらないといった
単純な話ではなく、
そもそも僕らのお金は守られていない
ということに気づかないといけない
という話。
特に僕らみたいな小さな子どもがいる親にとっては、
時代の動きにあわせて人生をデザインしていかない
といけないからです。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
アンディ・ギルのギターしびれるね。
>僕が鳥取の田舎で野菜を作り出したのは>そんな背景もあったりします。
まずは衣食住を確保という意味ですね?
なるほど。。。
杉山さん
コメントありがとうございます。
完全になにかに頼らない生活というのは
難しいかもしれませんが、
なにかあったときに生き残れる
サバイバル力というのは、
けっこう大切だと思います。
と言っても、僕もサバイバルレベルは
まだまだ低く、火おこしも下手ですけど。。
大切なのは、意識して準備しておくことかと思います。
セールスライティングも、
サバイバルスキルのうちのひとつかと
僕は思っています。