一週間続いた智頭の山人塾。
春期講座も今日で終わり。
今日は午前中から試験。
・・・のはずだったけど、
予定変更があり、
午前中、少し座学をして
昨日行った山に植物を摘みに。
午後、てんぷらにして食べるものを
いろいろ採取した。
「山菜を勝手にとってはダメと書いてあっても
アザミをとるなとは書いてないよね」
みたいに先生は言って(笑)
一般のひとがとらない、
でも、食べることができる
山の幸をたくさん採取した。
庭に生えているヨモギは
最近よく食卓に並ぶけど、
クズやフキ、ウドなんかは
見かけても食べてこなかったね。
特にインパクトがあったのは、
ドクダミとオオバコ。
ドクダミはやっぱりドクダミの香りが強くて、
オオバコは苦味がすごかった。
この2つの存在感が際立っていたね。
一番おいしかったのは、
やはりミツバ。
子どもたちも美味しい美味しい言って
たくさん食べていた。
そうそう、以前ブログにも書いたけど、
地域のおかあさんがつくってくれるお弁当。
柱祭りのイベントのときに、
知久さんや栗コーダーのみんなとの晩餐にも
ご馳走としてつくってもらったけど、
好評だった。
季節のもの、旬のものは美味しいし、
エネルギーがある。
そのお弁当をつくってくれている
おかあさんと
昨日会ったのだけど、
この前のお弁当、
子どもさんたちは食べてくれたかなー
って気にしていた。
らっきょうご飯のお弁当で、
僕も初めて食べたのだけど、
もちろん美味しかったし、
子どもたちも喜んで食べていた。
いつも季節のもの、
地域でとれたものが
たくさんつまっている
家庭料理のお弁当だけど、
子どもたちにいろいろな味、
食材を知って欲しくて
つくっているという。
チビたちが大きくなってくると、
それこそ揚げたものが好きとか、
油っぽいものが好き、
あれは嫌いみたいになってくるだろうけど、
いま、この時期の小さいうちに口にしたものは、
さらに大きくなるとまた食べるようになるだろうな
って思ってるらしい。
大きくなってから思い出してほしくて、
この地域のおかあさんなりの食育というか
想いを込めてお弁当をつくっているという話だった。
今日、山人塾の最終日には
家族全員で参加して、
子どもたちは野草を摘むところから
天ぷらにして食べるまで体験した。
こういった小さな体験が
子どもたちの将来の選択肢を広げる
と思っている。
いまはよくわからなくても
実際に自分の目でみて、
鼻で匂いをかいで、
舌で味わったものは、
自分の体験として
残っていくだろう。
小さいうちこそ、
いろいろなものに触れる。
これこそが子育てに
大切なことのひとつだと
僕は思っている。
じゃあ、今日はこのへんで。
明日は名古屋だ。
良い週末をー。
島田晋輔
PS)
郡家のヤマメ養殖場で
ヤマメを仕入れて、
ホウバに包んで焼き上げる、、、
簡単にできるけど、これは贅沢な一品だった。
おすすめ。
PPS)
今日の一曲はこちら、、、
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