智頭に知久さんと栗コーダーの3人がやってきた。
スーパーはくとでやってきたので、
智頭駅までお出迎え。
それから我が家で、今回協力してくれた
木田さんや米井みゆきさん、
それに森のようちえんのみんなを招いて
歓迎会を行った。
知久さん、栗コーダーともに
やっぱりディープな人たちだから、
話の内容もマニアック。
音楽の話はもちろん、
ガロやノストラダムスの予言の話など。
知久さんは休みの日は何してるのですか?
と聞いてみたら、
「虫のことを考えているか、
ぼーっとしています」
と教えてくれた。
知ってる人は知っていると思うけど、
(と言っても知久さんマニアだけだろうけど)
知久さんはツノゼミへの情熱がものすごい。
他の虫のことを聞かれても
よくわからないと本人は謙遜気味に言っていたが、
ツノゼミ愛はものすごいものがあって、
タイやインドネシア、マレーシアなど
ツノゼミを求めてアジアの国々を大臣れている。
淀川テクニックの柴田さんが
このへんは鹿が多いんですよ〜
って言ったら、知久さんが
人間が狼を減らしてしまったからなんだよね
と応えた。
人間が狼を減らし、天敵のいなくなった鹿が増え、
虫たちの世界が侵食されている、、、
と虫視点での生態系の乱れを嘆いていた。
ツノゼミ愛がどのくらいあるかというと、
世界的に有名なツノゼミ研究の大学教授に声をかけられて、
いっしょに研究しようと声をかけられるほど。
自分は技量がないから、
多少は論文を発表できるほどになる
って言っていたけど。
そんな知久さんはユニークな話をたくさんしてくれたけど、
そのなかでも特に印象に残ってるのが、
なんとかなる力
という知久さんっぽい考え。
なんでもかんでも頭で考えて
答えを出そうとしてはダメっていう考えで、
もっと本能的に、生き物としての勘を頼りにしていこう
というもの。
家のなかで暴れまわる子どもたちをみて、
うるさいけど、失われた貴重なものだ
と知久さんは言っていた。
知久さんは食べ物にもこだわっていて、
基本的には自然食派だけど、
それだけで子どもを育てるのはかわいそうだという。
いずれ社会にでて毒にあたるのだから、
毒のない世界だけにとどめておくのはどうかという考え、
自然な野菜もいいけど、ポテトチップスも
たまには食べないとねっていう感じ。
何事も偏ったらいっしょで、バランス、中庸が大切だと、
このへんは桜井章一さんや木坂さんの考えに近い雰囲気を感じた。
もちろんアモスオズの
「わたしたちの正しい場所に花は咲かない」も。
こうだ!と決めつけずに、
勘にしたがって生きる
なんとかなる力を磨いていきたいね。
さてさて、いよいよお祭り。
風が吹いて、雨もふってきそうだけど、
どうなることやら。
多くの人に楽しんでもらえれば。
またー。
島田晋輔
PS)
では、知久さんのこんな曲を、、、
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