ロイスのコーチングを受け続けている
というのもあって、このブログで
ミッション、ヴィジョン、バリューの大切さを
繰り返し何度も取り上げてきた。
実際にいろんなプロジェクトで
MVVを導入し始めているし、
新規事業の立ち上げのとき、
プロジェクトをスタートさせるときは
まずはMVV発見のワークを提案している。
関わっている人たち全体、
チーム全員が同じ方向、
同じゴールに向かって取り組むことによって
長期的にみてよい結果をもたらすことを
経験しているから。
逆に言えばMVVのようなコアの発見を怠り
バラバラなままスタートさせてしまうと
短期的には売上が上がっても
長く続かないことも経験している。
MVVはビジネスに限った話ではないけど、
ビジネスをやる上では必須だと
経験上、僕は思っている。
だけど、MVVを掲げたからといって
すぐに売上が上がるわけではない。
MVVを発見すること、
共有することに
疑問に思う人はまさにここで、、、
で、それやったからどうなるの?
という意見も少なくない。
特に具体的に明日から何をやったらいいの?
という人たちにとっては、
MVVの発見や導入を無意味に
感じることだろう。
ロイスともこのあたりに関して
対話したことあるけど、
魔法のような薬を求めすぎている、
MVVは温泉のようなものなので
じんわりとあたたまっていくものだと
教えてくれた。
直接的に売上を上げてくれるものではないので、
MVVを導入したあとにどうやってビジネスに活かしていくのか
次に何をしたらいいのか悩む人が多いのだけど、
リッチシェフレンはこんなことを言っている。
ビジネスは企業の業績を決定する小さなシステムが
多数集まってできた「システムの集合体」である
リッチシェフレンもMVVの重要性は理解していて、
スタートのときに自己発見も含めて
MVVを掲げることは推奨している。
その上で、次にやることは「システム構築」だ、と。
ミッションステートメントを実現させるための
ヴィジョンがあり、バリューがある。
そして、戦略に落とし込み
目標(ゴール)がある。
その目標に向かっての日々の仕事。
このようなつながりがあって
ビジネスが活きたものになる。
MVVを発見したあと、
方向性が定まったあとに
僕たちが行うのはシステム構築なのだ。
リッチはこんなことも言っている。
顧客とオーナーに対して約束したことを
再現可能な形で、確実に実行するためには
人、プロセス、方針、キーメトリクス、
事業資産、戦略で構成されるシステム全体が
一体となって確実に機能するように
しなければならない。
特に個人的には「確実に機能するように」が
ポイントだと思っている。
不確実に機能しているシステムが多いからね。
課題は多い。
では。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
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