Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

迷惑

桜井章一さんの考え方はどれもユニークで
このブログでも何度か取り上げたことがある。

いろんな考えがある中で、
特に僕が好きなのは、

他人に迷惑をかけるな、
なんて言えるのか

みたいな考え。

桜井章一さん曰く、どんな人間でも
何らかのカタチで
誰かにどこかに迷惑をかけている。

人じゃなくても生き物や自然なんかも含めて
迷惑をかけている。

だから、迷惑をかけないように生きるのではなくて
迷惑をかけていることを認識して
生きていきましょう、みたいな考え方だった。

ほとんど多くの人が、
人からよく思われたい、
できれば波風を立てずに生きていたい、
なるべく深く関わらずに
傷つかずに過ごしていきたい、、、

みたいに場を丸くというか、それなりの関係で
すぎていくことを望んだりしているだろう。

そういうのを社会性っていうのか、
空気を読んでる人っていうのか
ちょっとわからないけど、
衝突や摩擦が少なくて
ラクな生き方に感じるのかもしれない。

場を取り繕う、みたいなね。

一方で桜井章一さんの考えというか生き方は、
迷惑はどうせかけている、かけるのだから、
そこは避けずにきちんと向き合って、
受け入れていきましょう、みたいな力強いメッセージがある。

いろんな屍の上に自分は生きている、
生かされている、みたいな描写をする
マンガや映画もあるけれど、
波風たてない生き方より、
僕はこっちの方が共感をする。

自分の弱さや卑しさや苦悩を無視するのではなくて、
受け入れて前に進む。

ラクして楽しければいい、
はっぴぃみたいなのも
いいのかもしれないけど、
自分には似合わないなと
思ってしまう。

全てを知る必要もないし、
全てを言う必要もない。

なにが正しくて何が間違っているのも
立場によって変わる。

なんだか最近、雨模様だけど
いろんなことを考えさせてくれるね。

では、また。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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