From:イーナ
ものすごく人気にする。なるって事は、色々な要素が絡み合って成り立つ事は、
誰もが理解できると思います。
チームとしての取り組みも大いに必要です。
商品力はもちろん、企画、マーケティング、プロモーション、メディアミックスなど、
総合力の高さが必要とも言えますし、多少の運も必要でしょう。
総合力での勝負になるので、単体のパワーだけでは太刀打ちできないことも
多いと思います。
野球でも、どんなにストレートを打つのが上手でも、変化球が全く打てないと
ダメですし、ランナーがいる時に打てるのと、打てないのとでは、また違ってきます。
総合力がモノをいうわけです。
商品やサービスでも、商品自体の味がどんなに良くても、それだけで勝てる事には
なりませんし、ましてやブームや社会現象のようなモノには到底なれないでしょう。
僕や島田さん世代の人はご存知かと思いますが、その昔、
ビックリマン・ブームがありました。
ビックリマンチョコのおまけで、ビックリマン・シールがおまけとして付いてくるお菓子です。
このビックリマン。メディアミックスや大々的なプロモーションも相まって、ものすごく
人気になりました。
全国の子供がこぞってビックリマン・シールを集めたのです。ビックリマンブームです。
僕も実際にブームの真っ只中にいて、毎回楽しみにビックリマンを買っていました。
消費者である僕たちは、ものすごく楽しみな買い物をしていたのです。
ただの消費じゃないのですよね。楽しみが含まれてた買い物なのです。
ビックリマンは、第○段。って感じで、定期的に、新シリーズが追加されていくシステムでした。
新シリーズに移行した場合、それまでのシリーズは、手に入らなくなるわけです。
どんなにブラックゼウスが欲しくても、移行してしまったら、手に入らないのです。
ヘッドロココが欲しくて欲しくて仕方ない場合。そのシリーズが販売されてる期間に入手するしかありません。
後からサタンマリアの存在を知っても、もう手遅れなのです。
限定商品の希少性を含んでたわけです。
ビックリマンがすごいと思うのは、あの袋を開ける瞬間の
ドキドキ・ワクワク感。
あの体験もまた、ものすごく良かった要素だと思います。
そんなビックリマンですが、同じ時期、ドキドキ学園っていう同じようなお菓子が存在してました。
ドキドキ学園も、シールがおまけでついてます。
でも・・・
まったくブームになることはありませんでした。
存在を知ってる人も少なく、知らない人も多かったのです。
ただ純粋に、お菓子の味だけで勝負してた場合。
おそらく、ドキドキ学園は、ビックリマンに圧勝してたと思います。
ドキドキ学園のお菓子は、ものすごく美味しかったのです。
ドキドキ学園とビックリマンチョコ。食べ比べたら、100人中、100人は
ドキドキ学園に投票しても不思議ではないくらい、美味しかったのです。
しかし残念ながら、総合力では敵いませんでした・・・
ビックリマンの圧勝で幕を閉じるわけです・・・
島田さんの家には、その昔集めた、ビックリマンシールが、存在してますが、
ドキドキ学園のシールはありません。
ドキドキ学園は、袋を開ける時の、ドキドキ感はなかったのです。
ドキドキ学園なのに・・・
ドキドキする体験、ワクワクする体験。
最近忘れていた気がするので、常に意識していたいと思います。
あなたはどう感じますか?
それでは良い週末を。
PS
今日のイーナさん
ビックリマン誕生35周年みたくて、色々な記念企画の存在を知って
ビックリする・・・
「全ての出来事は必然であり、必要なご縁・情報・チャンスは必要な時に必然的にベストなタイミングで現れる」をモットーに、目の前のご縁や流れを大切に活動しています。
ブログでは、田舎に住みながらのビジネス活動や、地域創生活動などを発信していけたらと思ってます。たまに厨二病全開のイタイ内容や、過去の恥ずかしい話などもするかもしれません(笑)
僕は他の執筆者のように、すごく役立つような話はできませんが、いつも頑張ってるあなたにとって、ちょっとした心の休息になるような記事を発信していけたらなと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
それでは今日もあなたの心が、優しい光に満たされますように。
この記事へのコメントはありません。