Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

わざわざ時間をとって
お金をつかって
訪れたい名店。

そんなお店のひとつとなりました。

小倉に一度は訪れた方がいい
寿司屋があると紹介をうけて
クレイジーパパの集まりで
行ってきました。

前情報から若干緊張しましたが、
緊張が和らいだのは、
お店の前でかんちゃんと会ったとき。

タイツアーのときも
インドツアーのときも
現地にすっと溶け込む
あの軽さと雰囲気で
いつもどこでも変わらない
感じに和らぎました。

カウンターに肘をついて
食事をしているのを注意されたのに
ときおり肘をついたまま大将に話しかける
場面が何度かあって

(かんちゃん、なかなか我が道をいくね。。)

と、心のなかで何度も思ったものです。

彼の名誉のために事実を書いておきますが、
かんちゃんだけでなく
僕ら全員、食事作法の注意を受けました。。

こう書くと厳しいお店かと思われがちですが、
実際はそうではなく、

食事を深く愉しんでもらいたい

という想いが根底にあり、
なにより

日本人としてかっこよく
全世界の女性を相手にできる男になってもらいたい


というメッセージからでした。

お店のルールとか大将のこだわりといった
押し付けがましいものではなく、
僕らを思って、なによりそういった粋な日本人が
次世代に文化を繋いでいかないと、という警鐘の意味で
言われていたのです。

食べ方の作法や美しい所作、
カッコイイ男性、エレガントな女性、
というのは自分の舌で美味しい・美味しくないを
判断するだけでなく、幅広く食事を嗜んでこそ、
という大将の想いからだったのです。

肝心の料理の方は、
結論から言うと

抜群においしい

ものでした。

一般的に美味しいか美味しくないかはおいておいて
少なくとも僕にはフィットしたものだったのは確かです。

日本食というのは季節をいただくもの

といった食文化や思想、歴史の話も
たくさんしてくれましたが、
一切余分なものを使わず、
安心・安全、身体にいいということを
基本において料理を出されているそうで、
出すメニューもまちまちだそうです。

5日おいたイカや
10日以上おいたアジ、コハダなど
こうして文字に書くと驚くかもしれませんが、
時間をおいて熟成されたものでも
本当に美味しいものでした。

採れたての鮮度が一番いい状態が
美味しいとは限らない、
と大将は言われていて、
食材のベストな時期を見計らって
提供するということでした。

10日もおいた魚介類が大丈夫かと
思われるかもしれませんが
(もちろんお店に訪れるまで僕も思いましたが)
失われた古代の料理というか
もともと寿司とはそういうものだった、と。

なぜなら、冷蔵庫がなかったから。

だから、保存のきくように
昔の人たちは下処理をきちんとしたり、
工夫をしていたりしていた。

そして、それこそが仕事だと。

「私に言わせれば仕事していない店ばっかりです。
そんなところ行く必要ないですよ」

と大将は静かに力強く話してくれました。

30分で3万円の寿司とか、
お客をなめている、
バカにしているとしか思えない
と嘆いていました。

寿司がなんなのか、
日本食とはなんなのか、
そういったことを知らないし
やっていない、と。

勉強せずにお客をなめている
だけだと言われていました。

あれはカネ儲けではなく
ゼニ儲けだと言っていたのも
印象的です。

一方で、なめられていることに気づいていない
お客にも問題がある、と。

大企業の社長でも
有名なひとであっても
食事作法の基本ができているひとは
ほとんどいないし、
日本人としてかっこわるいと。

だから、わざわざ時間とお金をつかって
行く必要ないと思いますよ、と。

次世代につながるものもないし、
お店としての個性、オリジナリティも
全くないと。

トルストイやオルテガのような
ズシリとくる言葉が多かったです。

だから、まだ企業努力している
回転寿司に行った方がいいんじゃないですか、
みたいなことも言われていました。

ここの大将が価値のあるお寿司屋さんは
日本で二軒しかないと言われていて
(大阪と東京にひとつずつ)
それ以外はすべていっしょだから、と。

仕事をしていないから、
としきりに言っていました。

食材を活かしたまま
最高のタイミングで
お客の口に運ぶというスタイルなので、
20年前の調味料をつかう一方、
貝は殻をとってからお客の口に入るまで
5秒だと言われていましたが、
本当に美味しいものでした。

海を感じるでしょ、
と言われる大将に納得で
少なくとも僕には大ヒットでした。

最後にでてきた
リンゴの巻物には
僕ら全員驚きましたが
お寿司にあいますね、リンゴ。

おいしかったです。

リンゴの巻物で終わりかと思っていて
アンコールはいいんですか、
みたいな会話をしていたら
アンコールなんてありませんよ、
と言いつつも、鯉の白子をラストに
だしてくれました。

白子は好物ですが、
鯉の白子を食べたのははじめてです。

そういえば穴子の稚魚を食べたのもはじめてで
最初から最後まで驚きの連続だったと
今振り返っても思います。

ただ美味しいだけでなく
身体によく生命エネルギーが満ちる感じ、
なにより愉しい時間を過ごせたことに感謝です。

二軒目は大将に紹介していただいた
日本で5本の指に入るという
紹介制のバー。

1974年と1980年うまれの
スコッチをいただきました。

ちょうど僕らと同い年だったのは
偶然だそうです。

では、長くなってしまいましたが、
時間なのでこのへんで。

博多に向かいます。


島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、


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