Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

叶う夢だから心に宿る

From:イーナ

むかしむかし、ある所に、とても野球が好きな少年がいました。

少年の為に父親は、メジャーリーグの試合のチケットを買い、野球の試合を
見せてあげました。

少年は大喜びをして、

「僕も将来、あそこで野球をやる」
「ねぇ、パパ。僕なれるかな?」

父親は少年にこう言いました。

「ああ。なれるさ。諦めなければきっとなれる」

月日は流れ、少年は10歳になっていました。相変わらず少年は野球が
好きでした。

少年野球のチームに所属して、夢の実現に向かって頑張っていました。

しかし少年が、野球の試合に出れることは、ありませんでした。それでも
少年は、僕は将来、プロ野球の選手になるんだ。と、夢を語っていました。

周りの人たちは笑っていました。お前が野球選手になれるわけないだろ。と
少年をバカにする人がいました。

それでも少年は、夢を語り続け、毎日練習をしていました。

結局少年は、小学校時代に、野球の試合に出ることは、ありませんでした・・・

少年は高校生になっていました。相変わらず将来の夢を語っていました。
彼はこれまでの人生で、一度も野球の試合に出たことはありませんでした。

それでも少年は、夢の実現のため、毎日練習をしていました。

高校を卒業する時期がきました。

彼は高校時代。一度も野球の試合に出ることはありませんでした・・・

月日は流れ、少年は大人になっていました。
彼は25歳になっていました。

父親と試合の観戦した時から18年の月日が流れました。

18年間、1日も夢を諦める事なく、努力をしていたのです。

そしてついにその夢が実現する時がやってきました。

夢にまで見たメジャーリーグの打席です。

第一打席。彼は力いっぱいバットを振りました。
結果は三振でした。

第二打席。彼は、渾身の力でバットを振ります。しかし、またしても三振です。

第三打席。彼は打席に向かいました。

狙い済ましてバットを振ります。

1球目。空振り。
2球目。空振り。

しかし、バットがボールに当たることはありません。

スタンドには、大歓声の声援が鳴り響いています。

涙を流している観客もいます。

そして3球目・・・

彼は渾身の力でバットを振りました・・・

結果は三振でした。

しかし、スタンドの観客は、彼が三振して打席を去っても
席から立って拍手を止めませんでした。

いつまでも鳴り止まない拍手。

そう。彼には、右腕がなかったのです。

6歳の時。彼は事故で、右腕を失っていたのです。

夢を抱き、夢を諦めず、その実現の為に、彼は毎日過ごしてきました。

これは、アメリカの大リーガー、ピート・グレイ選手のお話です。

彼は、なぜ夢を実現できたと思いますか?
何かの気づきが得られたら幸いです。

それでは良い週末を。

PS
今日のイーナさん
記事を書いていて涙が溢れ出る・・・

この記事を書いた人
稲村龍慶(イーナ)
イーナこと稲村龍慶です。現在は五感がとっても刺激される、心地よい大自然の環境の中で、活動中です。
「全ての出来事は必然であり、必要なご縁・情報・チャンスは必要な時に必然的にベストなタイミングで現れる」をモットーに、目の前のご縁や流れを大切に活動しています。
ブログでは、田舎に住みながらのビジネス活動や、地域創生活動などを発信していけたらと思ってます。たまに厨二病全開のイタイ内容や、過去の恥ずかしい話などもするかもしれません(笑)
僕は他の執筆者のように、すごく役立つような話はできませんが、いつも頑張ってるあなたにとって、ちょっとした心の休息になるような記事を発信していけたらなと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
それでは今日もあなたの心が、優しい光に満たされますように。


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