From:よっぴー
先日、僕がアドバイスさせてもらっている会社の社長さんからこんな相談があった。
あるスタッフが、始業時間ギリギリにきている。
ほかのスタッフは、店を開けるために15分ほど早めにきて準備をしてくれているけど
その人はギリギリに来るのでしていない。
時々、遅刻する事もあるから
事務さんが注意したら
なぜ早く来なきゃいけないのか?
と、逆に問われてしまったという事だった。
あぁ、よくあるよねー。
と、思いつつ
で、社長はどうしたいんですか?
と、いつものように僕は聞き返す。
どうにかしないといけないと思ってる。
どうしたらいいと思う?
と、また聞かれてしまった。
こーゆー問題って
日本の会社にものすごく多い。
これくらい普通でしょ?
と、経営者が決めるのをサボっているから起こる問題だ。
店を開けるために、早番の人は自分の始業時間よりも早く来て
開店準備をするのが当たり前でしょ?
だって、今までの人達はそうしてきたから
っていう主張。
日本人は、昔から武士道や神道を重んじてきたから
奉仕の心が多分にあった。
けど、今は西洋文化が強く入ってきたから
昔よりもその心は薄れてきている。
特に、個人の時代と言われ
プライベートを充実させましょう
なんて国が方針を立ててるから
その影響も受け、業務時間外で無償で働くなんて事はありえない。
そんな世の中になっている。
僕も同じ考えを持っていて
始まる時間に仕事ができるようになっていたら良いと思うし
残業は必ず有償で
これが基本だ。
会社が輝くためには
労働者が輝かなければいけない。
これが僕の経営する側として一番大切にしている事。
今回の話でいうと
正規の労働開始時間を15分早めるか
もしくは、みんな始業開始を一斉にする
っていうのが一番の解決策。
規約に、始業開始15分前には仕事を始められる状態にしておく事
なんて入れてしまったら、従業員から反感を食らうのは当たり前だ。
進んでやってくれている人も、イヤイヤやるかもしれない。
自分から進んでやってあげることに対しては文句言わないけど
強制されると嫌になるからね。
それでも前もって手伝ってくれている人がいて
なにかしてあげたいと思うなら
人事評価にプラスになるような項目を作ってあげればいい。
また、この会社は
遅刻した時の対応も曖昧だったので
遅刻した時の取り扱いについても規約に明記するべきですよね。
っという話をした。
従業員が働きやすいように、何も決めないというのは
ただの経営者の怠慢であって
従業員が働きやすい環境を作るために
いろいろ決めてあげるのが、本当に従業員のためになること。
今まで見てきた会社の中には
会社に来た時点でタイムカードを押しそこから着替える。
出るときは、制服を脱いで私服に着替えて会社を本当に出る時に退勤のタイムカードを押す
という会社もあった。
この会社は、着替える時間は、業務内だって考えているってことだね。
とても細かい部分だけど
従業員の間で不満が生まれないように
きっちり決めるという事をサボらないようにしていきましょう。
どうしますか?
って感じで、ミーティングをしていた。
これはもちろん個人にも当てはまる事で
曖昧にしているから、相手をイラつかせたり
決めていないから、すれ違いが起こったりする。
今日のご飯何がいい?
なんでもいいよ。
で、出てきた料理に文句を言う。
っていう、よくある話も
こっちが思っている事をたいだいわかってるでしょ?
っていうところを汲みとれよ!
っていう伝える事をサボったから起こる現象だよね。
自分本位じゃなく、相手の立場だったらどうなんだろう?
って考えながら
丁寧に生きていきたいですね!
ってことで、今日はこの辺で!
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~今日のプチ健康情報~
人の病気の原因は、ほとんどストレスからきます。
そのストレスのほとんどは、人間関係によるもの。
人間関係がこじれるのは、ディスコミュニケーションが多いです。
相手だとどう思うか?というのは、いつも考えていきたいですねー!
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