Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

サークルK・サンクスは、なぜ消えたのか?

サークルKとサンクスが完全に終わり
ファミリーマートに統合される。

プロ野球セリーグはカープ一強時代と
言われるように、コンビニ業界は
セブン一強時代になっているので、
それに対抗しての統合らしい。

ベイスターズとドラゴンズと
タイガースが一緒のチームに
なったような感じだろうか。

統合されていく中で、
外観をファミマに変えただけで
売上アップになっているという
データがあるようなので、
つくづくブランド(=一人ひとりのイメージ)
による影響は大きいよな、
と感じる今日この頃。

セブンイレブンに対抗するために
サークルKサンクスはファミマになった
とわざわざここに書くのは
ワイルドサイドの流儀にも反するので、
もう一歩踏み込んで考察。

まずはどんな商品、どんな業界にも
PLC(プロダクトライフサイクル)というものが
存在するということ。

PLCというのは経営学やマーケティングの世界で
昔から言われている理論で
「導入期」「成長期・成熟期」「飽和期」「衰退期」
の4つのプロセスを経て
広まり消えていくというもので、これもここで詳しくは解説しないが
世の中をみるときも、自分の状況を分析するときも
応用できる考え方のひとつ。

セブン、ファミマ、サークルK、サンクス以外にも
ローソン、ミニストップはまだ存在するし、
am/pm、ココストア、ポプラというコンビニもあった。

コンビニ業界だけではない。

トヨタ、日産、ホンダ、マツダとか
片手で数えられるほどしか思い浮かばない
自動車メーカーもかつてはたくさんあった。

これは例を挙げるまでもなく、
いろんな業界、いろんな商品・サービスにも
言えることで、大切なのは、、、

自分の現在地はどこで、業界のどのポジションにあるのか

ということ。

業界なんてものはない。

自分だけの土壌をつくっているので
独占しているというのであれば
完全な勝ち組だろうけど、
そうでないのであれば、
どうやったら競合せずに
自分だけの土俵をつくっていけるかを
考えないといけない。

木坂さんとYOUTUBERについて
話していたときに興味深いことを言っていて、、、

ヒカキンが日刊配信をやめた

という方針の変化の時だった。

週刊、月刊で更新していた
メルマガやブログを日刊にするだけで
反応が一気に上がり売上も延びた
という事例もよく聞く話だが、
PLCも合わせて業界における立ち位置を
考慮するとそう単純なことではない。

ヒカキンが日刊配信をやめた
というのは業界を見て彼なりのリーダーシップを発揮している
と木坂さんは評価していたが、

実際にユーザーからの支持、数字的な反応も良い

みたいで二重の意味でうまくいっているらしい。

二重の意味というのは、対ユーザーに対しての成功だけでなく
対プレイヤー(つまりYOUTUBER)に対してのメッセージが
うまくいっているという意味で。

ユーザーに良いものを提供しつつ、
同業者にこうやらないといけないんですよ
とリーダーシップを発揮しているのだ。

リーダーとして自覚を持ち、
現在地を把握し、
理想に向かって新しいチャレンジをしていく。

コンビニやプロ野球だけでなく
僕らにも同じことが言える。

自分たちに「業界」というものがあるのかどうかは
おいておいて、常に変化しているというのを
受け入れて身の振り方を考えていかないといけない。

目の前の問題解決と中長期的な視点。

あなたはどう考えている?

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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