Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

8ミリビデオカメラ

栃木に帰省しています。

帰省していると言っても
生まれ育った家は
区画整理でなくなっているので
昔の家には帰っていません。

祖父母も亡くなったことで、
祖父母の家も取り壊しになるということで、
いよいよ小さな頃の思い出の場所を
失いつつあります。

時の移り変わりですね。

祖父母の遺品整理で
出てきたという
8ミリカメラの映像を父から
受け取りみんなで見て見ました。

そこには生まれたての僕。

1歳から2歳までの映像なので
30年以上前のものです。

一升餅を背負っているとこや
鯉のぼりの鯉をみさせられているとこ
保育園の運動会の様子など
昔ながらの色合いとともに
映像を楽しみます。

僕中心の映像ですが、
まったく記憶に残っていません。

客観的に映像を眺めるだけで、
言われてみれば
自分なのかなくらいに
感じる程度です。

ただ、映像の中には
若い頃の父母、祖父母、叔父叔母が
映っておりまして、映像の色合いも相まって
時の流れを感じさせます。

あまりに小さい頃の映像のため
懐かしさは感じませんが、
愛されていたのだと
客観的に感じます。

初孫ですからね。

たくさんの愛情を注いで
育ててもらった。

そんなところからも
今の自分の片鱗がみてとれます。

懐かしさは感じることはできませんが、
自分のルーツを感じることはできるので
なかなか貴重な体験となりました。

帰省して
慣習としての墓参りやお盆などを
形式的に行う。

形式的なものの中に
どれだけ意味を見出すかですね。

グレートジャーニープロジェクトでは
自分自身の、そして、自分たち日本人のルーツを
辿っていますが、一見無意味に見える
このプロジェクトが後々大きな価値をもたらすことを
確信しています。

そんなことを8ミリビデオカメラの映像から
感じました。

お盆、そして盆踊りは
十五夜に明るく楽しく踊りながら
死者を迎えるという意味合いがあるそうで
フルムーンパーティーの源流だそうです。

何事もルーツを知っておくのは
大切なことですよね。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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