Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

「本物」に触れる意味

「再構築」を今年のテーマにしていますが、
単なるスクラップアンドビルドではなく、
再構成なのか、再定義なのか
とにかく見直している最中です。

問題意識や方向感、実際の行動に
違和感はないので、
2018年の5ヶ月も終わろうとする現在
周りの助けもあって適切な道へ
進んでいっているように思います。

もうすぐ6月になるので、
これから抽出していく工程に入りますが、
大きなキーは「感性」です。

ちょうど第2回目の21世紀の帝王学講座でも
「感性」が取り上げられていました。

一食5万円のする和食屋さんで
出てきたデザート。

じゅん菜に黒蜜をかけたデザートに
まったく感動しなかったという話です。

デザートに限らず他の料理も含めて
違和感があったと木坂さんは
教えてくれます。
(関西では評価の高い有名店だそうです)

ここでのポイントは、
美味しくないわけではない
ということです。

良い食材を使っているから
美味しいことは美味しい。

でも、もう2度と行くことはない
と話してくれました(セミナー外での話も加味しています)。

なぜなら、東京には同じ価格帯で
もっと感動する料理を提供してくれるところを
知っているから。

半額かそれ以下だったらもしかしたら
いくかもしれないけどという話でした。

もう少し丁寧に言えば、
木坂さんの「感性」に合わないから
ということです。

美味しい、美味しくない
好み、好みじゃない
といった基準ではなく
自分の感性に合うかどうか
というのは大切な指針です。

では、どうやって感性を磨くのか、
自分の感性を知るのか
といったところは明確で、、、

自分が一流と思う人に触れる

しかない、と。

おもしろいもので、逆はないと
木坂さんは言います。

つまり、二流、三流のものをたくさん取り入れて
本物を知ることはないということですね。

たった一度でいいから本物に触れること。

その大切さを強調されていました。

感性を統合させることで、
自分の軸がはっきりとしてくる。

なんだかブレない軸、
自分だけの強固なコアを持っている人って
いますよね。

いろんな方面で語ることができると思いますが、
そのような人は感性が高い次元で統合されている
という見方ができると思います。

日大のタックル事件に関して
彼は善いものを知らなかった、と。

感性が磨かれていなかったから
起こったことである、と。

本質を見抜けるのは感性。

抽出しているのも感性。

ロジックではないということがポイントです。

じゅん菜に黒蜜をかけたデザートは
美味しいことは美味しいが

じゅん菜は黒蜜をかけてくれ!と言ったのか?

という指摘をしていました。

アフォーダンス的な視点ですね。

答えは自分の内から来るのではなく、
対象が持っている

とスライドにもありました。

じゅん菜に黒蜜をかけたのは、
じゅん菜の声ではなく、
作り手の感性ではないか
という問題提起です。

アルケミストと言うのは
ある対象が(潜在的に)持つ
本質的な価値を適切に引き出すことだから。

彫刻家の話がわかりやすいですね。

目の前にある石をもっと神の意図を汲み取りながら
手を加えていく事という例えが秀逸でした。

感性って、、、好き嫌いや好みとどう違うの?
という質問に対して「宗教性」と答えていたのが
興味深いところです。

それは神さまの一部なのかどうか、
真理の側面なのかどうか。

本物や一流に触れるということは
真理に触れることだからです。

こういった話が合うかどうかも
感性の相性チェックになりますね。

島田晋輔

PS)

映画、音楽、漫画、料理、スポーツ
なんでもいいのですが、
自分の中で感性の基準を明確にしておくと
よいですね。

ちなみに、僕の感性に合うレストランは
九州に2つ、東京に3つか4つ、
大阪に1つ見つけています。

ここに挙げた3つか4つを
クレパパの集まりで会食に行きました。

北海道や沖縄にも美味しいレストランはあるのですが、
感動体験するほどのものには
まだ出会えてないんですよね。

愛知県に長く住んでいて、
岐阜や三重、静岡などにも
足を運んだのですが、
まだまだ開拓不足で。。

東北にはまだ縁がありません。

美味しいお店はたくさんあるんですけどね。

美味しいからって自分の感性にフィットするわけではないので。

PPS)

今日の一曲は崎山くんが勧めていた韓国のアーティストの一曲で、、、

よくこんなミュージシャン見つけるね!

一流の人のアンテナすごい。



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