日々やることに追われて
自分にとってメリットがあるのかどうか
自分の人生に意味があるのかどうか
そういった判断基準でなんでも
選んでしまいがちだけど、
この発想だとどうしても
貧困スパイラルに
陥ってしまう。
なぜか?
損得勘定で動くようになってしまうからだ。
なぜ損得で判断して動いてしまうのか?
それは、、、
ゆとりがないからだ。
ゆとりがないから、
自分にとって得になること
(しかもできるだけカンタンに早く結果のでるもの)
を求めてしまう。
まあ、でもカンタンに早く結果のでるものは、
一時的な効果をもたらすドラッグみたいなもので
収束もはやい(もちろん副作用もある)。
結局は次を求めてって感じになってしまい、
ずっと彷徨い続けることになる。
では、どうしたらいいか?
個人的には無駄なことや
非効率的なこと、
無意味なことを率先して
選んでみることをすすめている。
わざわざそんなこと選ばないし、
こんな余裕のない時期にやらないでしょ、
と多くの人はいう。
いや、逆だ。
お金ができたらビジネスの勉強をするのではなくて、
お金がないからビジネスの勉強をするように、
ゆとりができたら無駄な遊びをするのではなく、
ゆとりをつくるために無意味なことを率先してやる。
特に立ち上げのときはや
変化を望むときは。
こういうと、
言ってることはよくわかるから、
余裕ができたらやってみます、
という人がほとんどで
それは順序が逆でしょ、と
よく思う。
余裕がないから余裕をうむ無駄なことを
あえて今取り入れてみる。
もちろんそれが1日の大半になってしまっては
本末転倒だけど生産的なことのなかに
ゆとりをうむ一見無駄なことや遊びを入れてみると
人生に広がりが生まれたり、
煮詰まっていた問題のブレイクスルーになったりもする。
歴史に名を刻む偉人たちや
思想家、哲学者がやっていたことって
無駄なことや無意味なことを
必要以上に追求していたなんて
言われたりもするけど、
背景にあるのはゆとりのあるライフスタイル。
ヒマ人だったから、
針の上で天使が何人踊っているのかとか、
牛乳のんだらなんで人間はお腹をこわすのか、
みたいなことを議論していたり、
考え込んでいたりしていた
なんて言う人もいる。
でも、そういったものが
人生に彩りを与え、
より豊かにしていくのは
確かだと思う。
儲かる儲からないとか得する損する
だけでなくて、無駄なようだけど
ワクワクするものドキドキする時間、
そういったものを
生活のなかに取り入れていくといいだろう。
がむしゃらに打ち込む時期も必要だけどね
そういった聖なる時間も大切だと思うよ
という話。
中庸だね。
では、今日はこのへんで。
また明日。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
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