木坂さんの年間講座マスタークラス。
昔はエリート養成機関なんて
言っている(言われている?)ときあったとき、
今はどうなのかな。
ビジネスをやってたり、会社を経営したり
ってひとは昔に比べたら随分減って、
サラリーマンもいれば主婦もいて、
いろんなバックボーンを持ったひとが
集まっていると思う。
で、歴史学+地政学講座。
6月はその0だったから、
7月が第一回目。
リアルな沖縄
というタイトルがついたスライドがあったくらい
前半は沖縄の話。
スーパーに1個20円のハンバーグが売っていて、
ものすごい売れているとかね、
食卓には総菜がよく並ぶとか、
木坂さんもここ4年くらい毎年沖縄に行っているから
定点観測をしているって話。
沖縄は日本でも有数の格差県である
という主張があって。
「正規雇用者」の平均所得は350万円程度。
って言っても、琉球大学を出た人たちが
働いている公務員たちの所得だろうと。
年収80万円のひとも珍しくないし、
そもそも農協と公務員くらいしか
働き口がないという現状。
そもそも沖縄には産業がないので、
仕事がない。
データで沖縄をみると、、、
・できちゃった婚率全国1位
・離婚率全国1位
・DV発生率全国1位
・ニート率全国1位
・出生率1位
また違法風俗店の数もおそらく
一番多いのじゃないかってことだった。
なぜこのような格差状況が生まれたのか?
解決する道はあるのか?
といったことを考える時間もあって、
発表。
いろんな意見がでていた。
小野さんが発言していた
「気候」に関しては、
僕も同じように考えていて。
あたたかく緩い感じ、
あんまりがんばらなくてもいい
空気がこういった状況を生んでいるのかな、と。
ゆるゆる暖かいとやる気も落ちるだろうからね。
そうそう、僕もひふみが0歳のときから
毎年沖縄に行っているので、
今年で6年目かな、
愛着もわいてきたし、
SWSの新メンバーである
ユーチャン、オプティミッキーは
沖縄在住だから、他人事のように感じないし。
で、木坂さんが挙げた
リアルな沖縄は7つ。
1.既得権者が優遇される構造
2.富裕層の移住
3.閉鎖的・現状維持的な風土
4.自由主義的経済の欠如
5.「成功者のイメージ」がわかない
6.教育水準の低下
7.すでにある格差を埋める政策の欠如
貧しいイメージがある沖縄だけど、
基地の利権を持っている
軍用地主は年収20億もあるっていうね。
要するに、持っている人と持っていない人で
リアルに格差があるということ。
311以降、富裕層が移住して
車の販売台数も2.7倍になったのだとか。
そして、僕が特に気になったのは、、、
5.「成功者のイメージ」がわかない
これ。
インターネットなどで成功者の情報が手に入るけど、
モデルとなる人がまわりにいなくて現実感がないって
よくわかるなあ、と。
僕がこうしてやっているのも
企業仕立てにモデルとなる
渡辺さんたちが身近にいたから
っていうのは大きいので。
どこか遠くのおとぎ話ではなく、
身近なひとのリアルな話。
これは大きいよなって。
よく成功者(って言葉はあまり好きではないけど)と
同じ言葉を使えみたいに言われるけど、
言葉だけじゃなくて、もっと深い部分で
モデリングするとよいと思う。
食べるものとか見るものとか
やってることとかね。
理想をいえば、24時間いっしょにいて、
同じ空気を吸い、同じ時間に眠り、
同じような行動をする、、、
そこまでしたら自然と自分の日常になっていくだろうからね。
どこか遠くにあるファンタジーを
自分でも実現できるリアルに。
そのために、モデリングするひとと
接する機会を多くしよう。
どうせお金や時間をかけるなら
ここかな、と僕は思う。
沖縄は日本の未来と予測する木坂さん。
沖縄に限らず、
二極化は避けられないと思うので、
富めるひとになるか、
貧しいひとになるか、
誰といっしょにいるのか、
選択するのは自分自身。
長くなってしまったので、
今日はこのへんで。
続きはまた明日。
島田晋輔
PS)
では、今日は沖縄にちなんだ一曲で、、、
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