Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

大江ノ郷自然牧場に行ってきた

IMG_7372「鳥取の大自然から、新しい暮らしを提案します。」

そんなキャッチコピーが目を引く
大江ノ郷自然牧場。

森のようちえんすぎぼっくりの
お父さん仲間である吉田さんが働いてるということで、
ずっと行きたかったのだけど、なかなか行けなくて。

ちょうど4月末に大江ノ郷ヴィレッジという
カフェ?店舗?が新設されたということもあって、
足を運んでみた。

サイトに、

本当の卵を、お見せします。

というコピーがあるように、
平飼いの新鮮な「天美卵」をメインの商品にしている。

ちょうど知久さんがうちにきているときに
卵と卵をつかったスイーツを持ってきてくれて、
僕もいただいたのだけど、これが美味しくて。

知久さんは卵と牛乳が好物らしく、
このへんの食の趣味も近かった。

牛乳の世間的評価はずいぶんと下がってしまって、
とんでもなく悪いものとされている風潮も一部あるけど、
木坂さんなんかは、牛乳より豆乳の方が健康にどうなんだろうって
疑っているみたいだね(僕も牛乳より豆乳の方が体質にあわない)。

ああ、で天美卵だ。

平飼いにしてる新鮮な卵というのは、
わりとあるけど、ここは鶏の餌にもこだわってるらしい。

卵アレルギーというのがあるが、
卵が悪いのではなく、
そもそも鶏が劣悪な餌を与えられているから、
卵にダイレクトにでてるってわけ。

たとえば、黄身を鮮やかに美味しくみせたかったら、
着色料入りの餌をあげたりとかね。

化学薬品たっぷりの餌を食べた鶏の卵を食べたら
そりゃ身体に影響はでるだろう。

でも、そうしないと生産コストもかかるし、
効率も悪くなってしまうから、
それこそ1個100円くらいで売らないと
ペイしなくなっていくんだろうね。

オーガニックな本当に身体のいい卵をつくり、
販売をしつつ、その卵をつかったスイーツ、、、
たとえば、ケーキとかプリンとかバームクーヘンとかを
店舗で提供している。

初めていったけど、なかなかすごいにぎわいで、
店舗も充実しててしっかりやっているなあ
というのがよくわかる。

サイトをみても、コセンプトやメッセージ、
軸などがきちんとしていて、
ただ「卵」を売っているわけではないのが
よく伝わる。

ストーリーも入っているし、

「鳥取の大自然から、新しい暮らしを提案します。」

という文言に込められている通り、
暮らしの提案をしている。

この前、フランスのブランドのスニーカーVejaを
ブログで取り上げたけど、ここといっしょだね。

Vejaはスニーカーを売っているわけではなくて、
大江ノ郷自然牧場は卵を売っているわけではない。

スタバがコーヒーを売ってるわけではないのと
いっしょだね。

本当に売っているもの、
メッセージやコンセプトが見えるようになれば、
自分で売るときも商品中心主義から
顧客中心主義の視点に切り替えられるだろう。

ではでは、今日はこのへんで。

明日は田植えだ。

島田晋輔

PS)

大江ノ郷自然牧場のサイトはこちら

よくできたサイトだね。

卵アレルギーのひとは、一度ここの卵を食べてみてもいいかもね。

PPS)

今日の一曲はこちら、、、

知久さんもカバーしてるエレナープランケット。



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