LINE@のゴールデンウィーク
1:1トークルーム解放キャンペーンを
開催しています。
ふだんはトークルームをオフにしてるので、
こういうブログ投稿やメルマガ配信のように
LINEも一方的な情報配信です。
でもメディアの性質上、
双方向にやりとりするのも
有意義だろうなと思って
不定期にですが、
ゴールデンウィークのキャンペーンとして
6日まで1:1のトークルームを解放しています。
興味深い質問も届いていますので、
いくつかブログで取り上げていきましょう。
今日はこちら。
「21世紀の帝王学」で
取り上げられてるワークについて
こんな意見を頂いたので。
~~~~~~
「これはクッキーだ」
「これは全くうまくやけていない」
「食べる」or「食べない」
どうする?これにはすぐに答えられるのに、
では、再び、、、「私たちは夫婦だ」
「私たちは全くうまくいっていない」
「離婚しよう」or「離婚しないでおこう」
なぜ、クッキーの件と違い、決断・行動が難しいのか?~~~~~~
「全くうまくやけていないクッキー」は
完全に「過去形」で
そこに「未来」はない。覆水盆に返らずで
「全くうまくやけていないクッキー」 は
変えることができない。しかし、
「全くうまくいっていない夫婦」は
もしかすると変えることができるかもしれない。その「可能性」や労力と
「離婚」する労力と
「今のままでいる」ことの(労力と)
最低でも「3つの天秤」になる。しかも
「離婚」する場合
今以上に、もっと「マズイ」ことになる
可能性も含んでいる。
つまり「変動値」が大きい。それに較べて
クッキーは「固定」だ。明らかにマズイものを「食べる」ことと
明らかにマズイものを「食べない」ことの選択とは
全く異なる。「問い」そのものに
「変わらないもの」と
「変わるもの」を
「同列」にする誤謬がある。「変わるもの」 や
「変動値」が大きい ものは
その分、決断・行動が難しくなる。「どうなるかわからないもの」は
その分、決断・行動が難しくなる。それだけのことなのだと思います。
MMMさん、ありがとうございます。
変動値が大きいものは
決断・行動が難しくなる
というのは興味深い視点ですよね。
会社をやめて起業するということを
躊躇する人たちもこの変動値が大きく
影響していることでしょう。
もしかしたらもっと悪くなるかも
ということを含んでいるからです。
そういえば学生時代の席替えのとき、
僕はいつも疑問がありました。
席替えをするというと
ほとんどの人が喜んでいたことに
違和感があったのです。
先ほどの大きな変動値と一緒で、
今より悪い席になる可能性もあるのに
それでもみんな喜ぶのですよね。
悪くなるかもしれないけど
それも含めて楽しいのかもしれません。
とにかく変化したいという意味では
良いでしょうが、
合理的ではないですよね。
今回のワークに関して
木坂さんともやり取りしていまして、
合理性・不合理性も含めて
深めております。
本当に合理的に割り切れるなら
世の中シンプルだし、
悩みの99%は存在しない。
でも、実際にはそうはいかないですよね。
本人も気づけていない
サンクコストや各種バイアスがあるためです。
セミナー会場で発表された
女性の意見がなかなか興味深いもので。
女性視点で離婚問題を考える場合、
30歳を過ぎた時点で関係修復前提で
進めていくというものですね。
それは、30を過ぎると女性の市場価値が
ガクッと落ちると思われているからです。
(実際に価値が下がるわけではなく、
そう思われている・感じられてることが重要)
そうなると、例えば同じ夫婦で過ごした10年でも
女性と男性ではずいぶんと意味合いが
変わってきます。
もとの19に戻しておくれ〜
と歌った「19の春」を思い出しますね。
客観的事実としての10年であっても
主観的な世界では何倍ものサンクコストを
感じているかもしれません。
事実に基づいた客観的世界だけでなく
バイアスのかかった主観世界も
無視はできません。
離婚に限らず仕事でも人生でもそうですが、
合理主義者の人たちは、サンクコストや
各種バイアスにまみれた主観世界を
どう捉えて考慮していくのか。
あと一段、二段、深めていきたいところです。
島田晋輔
PS)
ゴールデンウィークキャンペーンとして
LINE@の1:1のトークルーム解放中。
5月6日の日曜日まで
1対1のLINEにやりとり可能。
もし興味あれば、
こちらからLINE@の登録をして
話しかけてもらえれば。
質問や相談も届いていますので
順次お答えしていく予定。
PPS)
今日の一曲はこちら、、、
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