Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

夜明けのこない夜はないさ

政治家の仕事と社会の役割

政治家とは、何をするのが仕事なのだろうか?

「法律を通して市民を善たらしめる」

社会とは、エートスを通して(倫理的)卓越性を育む場

「社会的な教育と個人的な教育は異なる」

「よき人間であることと、ある任意のポリスのよき市民であることは同じではないからだ」
(アリストテレス)

特定の個人的興味のある卓越性は社会によって育まれることはない

引用:歴史学&地政学セミナー10より

歴史学&地政学セミナーファイナルも
いよいよ終盤に。

今までの話を踏まえて
社会と個人の話に入って
まとめていく。

興味深いのは、、、

個人的興味のある卓越性は社会によって育まれることはない

というところ。

資格をたくさんとってる人はうまくいかない
という例え話があった。

資格というのは、団体にとって良いひとを育てようとしていて
個人を育てようとしているわけではないから。

**の認定とかね、カタチだけで終わってしまう。

個人の卓越性を伸ばすことを社会に投げているから
資格制度では個人としては育まれない。

この流れで、学校というシステムの話にもなって。

前から木坂さんは一貫している通り、
学校という制度自体に疑問を抱いている。

むしろ無くした方がいいというのを
公言しているね。

理由はこういったアリストレテスの考えや
時代背景、これからの流れを踏まえて
個人の時代になっていくと予測しているから。

もともと工場労働者をつくるための
学校制度だったが、時代の移り変わりを組めず
形式だけ残っているから。

学校制度の意味は?

中には社会性や集団行動を身につけるために
必要だという人がいる。

でも、同じ年代、同じエリアに住む
子どもたちを一箇所に止めておく
意味がよくわからない、と。

それで本当に社会性や集団行動が
身につくのだろうか、と。

それよりも種々雑多な人たちと
交わる人の方が社会性は
身につくと思うという木坂さんの見解。

そういう意味ではネットでの交流の方が
より社会性など身につくだろう
という話になった。

確かにいろんな人たちが
ネット上にはいるからね。

クレパパのコウジさんも
城ドラについて、
こんなに年代や地域を超えて
交流し、遊ぶことはないよなって
話していたけど、確かにそうだよなあ
と僕も思った。

小学生と大人が同じチームになって
一生懸命、試合をしてたりするからね。

下手したら小学生の方がうまくて
こっちが教えられたりすることもあるし。

これからの時代、よりいろんな雑多な人たちと
まじわるとおもしろいと僕も思う。

一箇所に止まって、ひとつの習慣、
ひとつの文化、価値観しか知らないのは
どんなに生きにくいことなだろう、と。

僕らのころから学校制度は
意味をなしてなかったけど、
より一層、意味がなくなる
という話になった。

ホームスクーリングの方がいいという
人たちも実際にいるしね。

で、セミナーの本題に戻り、
世界はいつまでしょーもないのか
と言われればいつまでもしょーもない、と。

石板の時代からしょーもないのだから、
一生しょーもないだろう、と。

しかし「世界」は単一ではない。

僕らは複数の世界に足を突っ込んで生きている。

「しょーもない世界」と
「しょーもなくない世界」の二極化。

テレビをみているというのは、
悪いことではないけど、
しょーもない世界の住人になっている
という意識を持つことが大切という話もあった。

自覚が大切だ、と。

二極化していくからこそ、
流れがあるし、歴史が繰り返される
ということ。

「規範」では何も解決しない。

それぞれの世界が無数の世界により
構成される。

ある特定の社会を絶対化して、
生まれてから死ぬまでその社会で
生きる時代はもう終わっている。

特定の部族とか以外は
ひとつの社会で一生を終えることは
ないだろう、と。

バカで満たされた世界もあれば、
卓越者で満たされた世界もある。

それらの世界が相互に関係していくなかで、、、

どの世界でどのように生きるかを選ぶのは自分

自分が選んだ複数の世界に所属しながら
軽やかに生きていく。

卓越してみないとわからない世界があるから、
どんなにくだらないことでも追求した方がいい。

何かの世界にどっぷり浸かっているのはNGだけど、
自ら没頭しているのはよいこと。

そして、最後のまとめ。

善く生きるために、、、

いつでも、好きなときに、好きな世界を
生きられるように

今の世界にあれこれと邪魔するものはない。

自分に言い聞かせて言い訳しているだけ。

ローンを組んで家を買ったから
もう引っ越せない、は軽やかさが足りないから
うまくいかない。

善く生きられない。

いつでも好きなときに
好きな世界を生きられる
マインドセットを前提に生きていると
人生は自然とうまくいく。

人に求められていることを
どんどんやっていく。

人と比べて卓越しているから
求められるわけだからね。

では、これにて歴史学&地政学の講座は終わり。

またね。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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