夏である。
長男のひふみなんか、
「あつくて、とけちゃう〜」
なんてよく言っている。
暑い夏は
子どもたちにアイスが大人気で、
我が家でもアイスをよくみかける。
「どんなアイスが好きなの?」
ってふたりに聞いてみたら、
ひふみは、
「こちょくっきー」
と答える。
アイスに限らず、チョコ全般好きな
ひふみらしい。
いたるは、
「がりくんくん すいか!」
と、答える。
スイカ味のガリガリ君が好きらしい。
「が・り・が・り・くん すいか あじ」
とゆっくり教えてあげるけど、
「が・り・くん・くん すいか!」
と、応える。。
そうそう、
ひふみはペットボトルに入っている
お茶のことを「グリーンみず」なんて
呼んでいる。
あのお茶のことはお茶と言うけど、
ペットボトルに入ってるお茶的なものは、
「グリーンみず」と識別しているようだ。
ペットボトルに入っているお茶的なものは、
「お茶」ではなく、グリーンなみず。
クリーンではなく、グリーンなみず。。
確かに、僕がお茶だと思っているだけで、
「緑色に染められた水」と言ったほうが
正確かもしれない、なんてふと思うこともある。
友人のひとりから、
幼いころ、
UCCの缶コーヒーを
「コーヒージュース」と
呼んでいたという話も聞いたこともある。
確かに甘ったるいあの飲み物を
ただの「コーヒー」と呼ぶには
無理があるかもしれない。
コーヒー風味のジュースと言ったほうが
正確な気もする。
大人になって、いろんな言葉を覚えると
なんだか全て知った気になってしまうけど、
実は子どものほうが世界を
正しく認識できているのかもしれないな、
なんて思うことがある。
暑い夏の太陽に溶かされていく
アイスのように、
一度、自分もゆっくりと溶かしきって、
再構築したほうがいいかもしれない。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
もともとつけようとしていた曲のタイトルが「熊猫深山」という斬新さ!
人から教わった言葉ではなく
自分が認識した感覚や感性を
そのまま言葉に出来る時期は
そんなに長くなかった気がします。
そうですね。
知性を磨けば磨くほど、
言葉を知れば知るほど、
失うものもあるようにも思います。
バーターだということですね。
ワイルドサイドキッズ!しこうとしこうのはざま、ですね。幼いころは皆、色眼鏡などなかったわけですから。
彼らの目にはカオスなこの世界がどのように映っているのでしょうね。
100円均一においてある
カエルのおもちゃでも大喜びする子どもたちをみていると、
大人ってなんてワガママで見栄ばかりの生き物なんだって
思ってしまいます。
お子さんかわいいですね☆
目がくりっとしてますね♪
↑島田さんの記事を見て素直に感じたことです。
ありがとうございます!
自分の子に限らず、
子どもはみなかわいいですねー!
子供って忘れていたものを思い出させてくれますよね。
個人的に「グリーンみず」って感性が好きです^^
木坂さんもクリエイティブすぎるって言ってました(笑)。
なかなか本質をついているなあとも思います。
この記事本当に好きですね。定期的に「コチョクッキー」でググッてきて読んでしまいます。(今もまたw)冒頭の「夏である」という書き出しからすでにいい音が聞こえるんですよねー。栄養とおいしさのバランス◎な記事だと感じます。
栄養と美味しさのバランス、大事ですよねー。
そして、この五感とひらがなを交えた「形式」ももちろん意識したデザインです。