Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

結婚の真実

微分積分学を確立した
ライプニッツという
哲学者がいましたよね。

大陸合理主義として
カテゴライズされるだけあって
ライプニッツはゴリゴリの合理的な考えを
持っていたそうです。

孤高の天才ですから、
俗世に交わることないのは
ご想像の通りで、
身近な人物で思い浮かべるのは
やはりザッキーバーグでしょうか。

彼が孤高の天才かどうかは置いておいて
ゴリゴリの合理主義なことは
自他ともに認めていることでしょう。

効率重視で無駄が大嫌い。

推理小説は楽しく読めないと
言うくらいです。

そのプロセスに何の意味があるって
言ってましたからね。

そんなザッキーバーグが
木坂さんの出題された
離婚問題ワークに取り組んでも

どこが難しいかわからない

と言われていました。

さすが妖精。

合理的に考えたら
何も全く難しくない問題です。

クッキーを食べるか食べないか
と一緒ですからね。

さて、ライプニッツだったら
どう答えるでしょう。

当時のセレブで頭脳明晰な知識人。

ゴリゴリの合理主義のライプニッツでも
50歳のときに恋に落ちて
結婚について考えたそうです。

そこはライプニッツ。

ブレることなく、
結婚することのメリットやデメリットを
たくさん書き出して取り組みます。

例えば、洗濯機や冷蔵庫を共同で
使えるからコストが半分になるとか、
何かあった時に相談できるとか、
自分だけの時間が減るとか。

物理的、経済的損得はもちろんのこと、
心の安心感などの感情面や経済面のリスクヘッジ、
老後なども含めてとにかく
いろいろな可能性をリストアップする。

ありとあらゆることを想定して
損得を算出して、合理的な判断で
結婚した方がいいのか、
どうかを考えたそうです。

結婚する方がメリットあるのか
デメリットの方が大きいのか。

天才の頭脳が導き出した答えは、、、

ライプニッツは生涯独身だったことを
僕たちは知っています。

まだAIなどのない時代。

最も明晰な知能が導き出した
結婚への答えがこれです。

さてさて。

時の天才が導き出した答えですから
これが結婚の真実でしょうか。

ライプニッツやザッキーバーグのように
合理的に導き出した答えが真実に
なりうるでしょうか。

僕はここに疑問を感じます。

そもそも、結婚も男女関係も
人間関係全般そうですが、
不合理な営みです。

「こうした方がいいじゃん!」

と、相談した友人、知人、専門家に
アドバイスされても腑に落ちないのは
合理的に判断したら何がいいかなんて
本人にはわかっているから。

むしろ現実世界なんて
不合理なことだらけです。

例えばスポーツでもそうでしょう。

実際の野球と野球ゲームでは違います。

サッカーとサッカーゲームでも違いますよね。

随分とテクノロジーは進化しましたから、
不測の事態、、、例えば天候とか怪我などの
トラブルも含めて今ではデータ化し、
シミュレーションもできます。

「ゆらぎ」もデータとして取り込めるのです。

でも、現実はシミュレーションした通りには
なりません。

将棋やチェスなんかもそうですよね。

将棋だと藤井くんが時の人ですが、
まだまだ完全に合理的にはいきません。

不合理なことだらけの現実を
合理的に生きていくには、、、

どうしたらいいと思いますか?

それでは、良い日曜日を。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、



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