Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

ミラノのサルト河合さん。青葉台の受注会場にて。

先日、河合さんのオーダースーツ受注会に
行ってきたときの話。

河合さんのことは、
何度かブログに書いているけど、
ミラノで活躍するサルトだ。

ここ数年、スーツやシャツ、タイ、靴など
オーダーするようになって、
いつもはナポリの職人に
つくってもらっているのだけど、
去年、河合さんを紹介されて
はじめてオーダーしたのだ。

ナポリとはまた違った雰囲気で、
どんなものが出来上がるのか、
プロセスも含めて楽しんでいる。

12月にオーダーしてから、
仮縫い、中縫いをして、
今回、いよいよ納品という予定だったが、、、

最後のフィッティングでも、

「気になるところがあったら、
 なんでも言ってくださいね」

という感じで結局、細かい微調整を
してもらうことになった。

どんなに細かい注文でも
嫌な顔ひとつせずに、
徹底的に仕上げる。

今回も納品の予定だったけど、
結局イタリアに持ち帰って、
微調整してから納品となった。

そのひとつの作品に対する姿勢というか、
仕事ぶりや考え方には
学ぶことがたくさんあって、
貴重な時間、良い体験となっている。

いつも気づきや学びが多い。

河合さんはあのカラチェニと仕事しているほどの
サルトなのだが、偉ぶることはなく、
真摯に自分のスタイルを築いていっている。

「どんなひとがお客さんなんですか?」

と聞いたら、サラリーマンはほとんどいなくて、
僕らみたいな起業家や経営者など
自分で事業をやっているひとが
多いということだった。

河合さんのおもしろいところは、
生地の買い付けからフィッティング、
ボタン付けや縫製、プレスまで
全て全部ひとりでやっているところだ。

世界の最前線で活躍する一流の日本人。

全行程を全てひとりでやっているので、
お客さんひとりひとりの
顔を浮かべてやっているという。

例えば、生地選びでも、
次はこんな生地がいいんじゃないかな、
という感じでセレクトしているらしいのだ。

どんなひとのために
っていうのがないと
自分の趣味に偏ってしまう
ということを話してくれた。

また、僕みたいな30代半ばのお客さんに
どんどん作っていきたいそうだ。

40代、50代になって
それなりのステータスと
社会的地位がでてきたひとが
商談をしたり、大切なひとと会談をしたりするとき、
「昨日おろしました」みたいなスーツだと
格好がつきにくいですよね、と。

スーツやファッションというのは、
そのひとの生き方がでるもの。

だから、30代から10年くらいかけて
着ていって、そのひとのカラーがでたものを
40代、50代の大切な場で着てももらいたい
と静かに主張する。

スーツだけが前面にでるのではなく、
その人らしさを演出する
そういったものだと話してくれた。

河合さんの人柄もあってか、
一方的ではないこういった対話型のモノづくりには
いつもたくさんの学びをもらっている。

僕らみたいな何かを企画したり、
誰かの前でプレゼンしたりする人間は、
河合さんの仕事や世界観に触れてみると
また違った発見があると思う。

一流に触れるというのは大切なことだ。


島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、


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  • Yoshinobu Sugiyama

    素敵 (*´∀`*)
    島田さんは服とかはイタリアでそろえることが多いんですか?

    • すべてイタリアってことではないですよー。

      でも、最近はイタリアが多いかも。

      他にもイギリスやフランスなどのヨーロッパ系も好きですし、アメカジなんかもきますし、日本のものも好きですよー。

      作り手の魂を感じるものが好きですね!

  • 佐久間

    「どんなひとのためにっていうのがないと自分の趣味に偏ってしまう」
    これは深いです。
    一流の人は、「自分のこだわり」と「相手のために」この二つにおいて一切妥協がないんですね。

    • そうですね!

      両方をあわせもっているから、一流なのでしょうね。

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