Walk on the Wild Side

助けることは本当に善いことなのか?

賢者舎の懇親会でのこと。

ワイルドサイド部の新入部員の
トダさんといろいろ話していた。

彼女は現役の看護師さん。

自衛官でもあり、
国内外のNPOにも所属し、
外務省の国際救急援助隊員でもある。

フランスの会社、、、
エスコートナースだったけかな、
にも入ってるらしい。

さらに、東大で疫学を学んでいる
学生でもある。

現場で働きながら勉学に励み、
さらにいろんな野心もあって、
賢者舎の4期生、
そしてワイルドサイド部員となった。

なかなかおもしろい人だなって
思っていろんな話を聞いていたのだけど、
ぼくもよく考える気になる話題をしてみた。

ブラックジャックvsDr.キリコ
ではないけど、ひとを救うことは
果たしていいことなのか、
ということ。

トダさんは救急の現場を選んでるみたいだけど、
救急で運ばれてきたひと、、、

そういった人たちを助けることは
本当にいいことなのか、
そのあたりを実際に働く立場として
聞いてみたのだけど、
やはりいろいろな葛藤もあるらしいし、
医者に聞いたり、意見を言うこともあるらしい。

たとえば、下半身から下がないひとが
運ばれてきたとき、目の前のひとに
全力を尽くし救うことがいいのかどうかは
本当にわからない。

もし助かったとしても、
植物人間になることは確定していて、
患者さんや患者さんの家族にかかる
経済的、精神的な負担は大きなものとなるだろう。

それでも、やはり目の前のひとの命をつなぐことは
大切なのだろうか。

「ネットにひっかかったボール」はどちら側に落ちるのか?
この人のは違う!何もしなければ永久に闇に浮かんだままだ…。
どちらにも落ちない。(ジャイロ・ツェペリ)

といったジャイロのセリフが浮かぶ。

これは、医療の現場に限ったことではない。

たとえば、僕もいろんな相談にのることがあるのだけど、
相談者の悩みを解決することが
その人にとって本当に幸せなのか、
ということをよく考える。

もう来月で資金がショートする、
なんとか今月中に売上をあげないと
会社は終わりだ、、、
たとえば、こんな状況でも
目の前のクライアントを稼がせて
倒産を免れることがいいこととは限らない。

もしかしたら、資金がショートして
いっかい潰れてしまった方が、
長い目でいいこともある。

集客で困っているお店の集客をして、
お客さんがきすぎて、クライアントさんから
クレームがくる、、、といったことは
よくある話だ。

お前が集客しろって言ったんだろ!
とクライアントを罵るコンサルタントみたいなひとも
いるらしいけど、僕はあんまり感心しない。

クライアントの要望を満たすこと、
よい方向に導くことは大切なことだけど、
御用聞きになってはいけない。

言われたことをただやるだけでは
プロとは言えないのではない
と思っているからだ。

目の前のひとの言葉に耳を傾け、
深く対話し、最善を尽くす。

もしかしたら、そのまま見過ごすことだってあるだろう。

差し伸べた手を引っ込めることもあるだろう。

目を瞑ることもあるかもしれない。

もちろん正解はないのだろうけど、
同じ方向をむいて、
いっしょに歩くこと、
そういった姿勢が大切なことだと
僕は思っている。

1分、1秒の判断が今後の人生を左右するのだから、
ふだんからブレないように備えていきたいね。

ではでは、今日はこのへんで。

また明日。

島田晋輔

PS)

今日の一曲はこちら、、、

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