昨日までの流れを踏まえて
ゲノミクスの話に。
2003年、全ゲノミクスの解析が完了した。
総コストは約3000億円。
現在、同じ作業をすると
なんと30万円程度でできるとのこと。
びっくりだね。
2020年代は数万円になるらしいから驚き。
リキッドバイオプシーが紹介されてたけど、
技術的にはもうできていて
あとは精度を高めるだけらしい。
これだと今は見つからない
数ミリ程度のガンも見つかるっていうからすごい。
PETCTなどのガン検査は
100億分の1の血液1滴で
DNAを調べられるのだとか。
ちなみに、今のガン検査はまったく意味がない
という木坂さんの見解。
部分しかみないから
同じ検査でも検査結果が変わるほど
曖昧なものらしい。
アメリカでは100万円と2週間をかけて
全ゲノムを解析するものがあるみたいで、
そっちだったらまだ意味あるんじゃないかって。
で、この流れでガン治療とゲノミクスの話に。
ガンについては、かなりの部分遺伝子解析は終わっている。
遺伝子検査も必要な処置も
今の技術でほぼ解析可能。
追いついていないのは具体的な治療法と薬剤の開発で
あと20年もすれば、人はガンでは死ななくなるかもってことだった。
ステージ1とかステージ2で
発見できれば大丈夫だからね。
未来人にとっては、
え?ガン?なにそれ?
って思うのかもしれないね。
僕らにとっては身近なものでも、
そのくらい変化しているかもしれない。
そして、このゲノミクス。
トップランナーは
おそらく中国だろう。
スパコン性能も予算もぶっちぎりで1位。
ゲノム解析装置もぶっちぎりで1位。
今後生まれてくるすべての赤ちゃんのゲノム解析を行う計画らしい。
すごいね。
これだけゲノミクスも発展してきているので、
今後、20年、大きな病気をしなければ寿命は大きくのび、
病気にもならないと言われている。
病気になりたくてもなれないようなね、
そんな時代がくるかもしれない。
そうそう、ナノボットの話も。
ナノスケールのセンサーとチップを詰め込んだロボットの
ようなものを体内に入れ、
24時間365日のバイタルデータを記録してくれるのだとか。
時期が来れば、全メタボリックデータを記録できるようで、
病気の「兆候」の段階で最も適切な処置が割り出され、
自動で治療が施せるようになるらしい。
そういえば、町の検診で
胃カメラなんだけど、
あれ、かなりきつくて、
小さいドローンとか飛んでいって
みてくれないのかよ、
と泣きながら思ったのを
思い出した。
胃カメラ飲んでオエオエいう体験も
貴重なことかもしれないね。
このあとは、安全保障の話に。
IoTなどが進んでくれば核兵器など大量破壊兵器や生物壁などを
持っていること自体がリスクとなるって話を以前も書いたと思うけど、
貨幣や経済もコード化されるという背景があるから。
もっと言えば「信用」のコード化。
サイバーセキュリティが全国家、全人類にとって
最も重要なセキュリティになる。
シンギュラリティを越えれば、
脳、臓器、五感などが直接狙えるようになるってこと。
知ってる人は少ないと思うけど、
「誰が賢者を殺したのか?」
という漫画の世界観だね。
直接、視力奪ったりね。
目の神経の半分は脳だから、
目から脳をハッキングできるとも言える。
無限月読みたいなこともできちゃうかもね(笑)
目をつくっている企業はすでにけっこうあるらしく、
なかなか想像しにくいかもしれないけど、
目のクラウド化ももうすぐなのだろう。
WIFI搭載モデルの眼球とかあるらしいし。
コード化されてるので、それを紐解いてしまえば
ハッキングも可能。
目を通じて脳を操作したりとか。
このへんがシステムの弱点だろうね。
こういった未来がすぐそこまで来ているから、
いま、プライバシーと思っているものは、
20年後にはなくなるだろう、と。
あの人のみていた世界がみれたり、
遠くのあの人の頭の中が覗けたり。
SFチックだけど、これが10年、20年で
そうなってきているってことだから、
なかなかすごいこと。
思えば10年前はこんなにスマホが普及するとは
思っていなかったからなあ。
インドの路地裏で現地の人がスマホを触ってるのをみて、
ここまで普及しているのかと感じたのを思い出した。
あー、今日も長くなってしまったので、
このへんで。
明日で最終回ね。
また!
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
PPS)
親指シフトトレーニング44日目。
長くなってきたので、
別ページに。
今日のトレーニングはこちら。
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