Walk on the Wild Side

ヒゲデザインに興味をもって
実際に施術を受けてきたということを
ブログに書いたけども、
なかなか奥が深くて。

自分でやるにしても
もう少しつかみたいなと思って
またbarberに行ってきた。

前の記事でも書いたけども、
ヒゲデザインをしてくれる
フジイさんは月に２回しか出勤しなくて、
１１月にいたっては１度も出勤しなかったから、
なんとか今月都合をつけて予約をとってきた。

なので、お会いするのは１ヶ月ちょっとぶりだと思うけど、
少しずつ育まれてきたので、この方向性でよい、
順調だと診断をされ、また僕の特徴や今後の方向性、
メンテナンスの仕方などの細かく丁寧にアドバイスしてくれる。

顧問の税理士、コンサルタント、カウンセラー、コーチみたいな
感じかな。

専属のヒゲアドバイザーだね。

てきとーに整えるのではなくて、
きちんと意味もあって、
西洋人とアジア人の違い、
僕たち日本人にあうヒゲのデザインなどの話なんかも聞けて
なかなかおもしろい体験だった。

フジイさんはヒゲだけでなく、ひとつひとつが丁寧で
佇まいからコミュニケーションや距離感、道具の扱いなど
きちんと最適さをもって接してくれる。

ヒゲに関しても理論はあるけども、
基本的には自由なんだ
という型にはまらない軽やかさと
フジイさん独自の哲学とがミックスされて
自分だけの世界観を創っている。

聞くところによると、あの３００ページもなる
ヒゲデザインの電子書籍も３万ダウンロードされているらしく、
なかなかの影響力があるらしい。

お客さんだけでなく、同業者もみているらしいからね。

でも気になったのは、月に２回しか出勤していないのに
他は何をしている人なんだというところ。

それは僕だけでなく、あなたも気になっているはず。

そこで、潜入捜査ではないけど、
それとなくフジイさんにきいてみたら、
会社をやってるという。

正確にいうと、衛星管理協会というのを立ち上げて、
製薬会社や行政といっしょになって、
業界の健全化、スタンダードの構築を行ってるらしい。

理容師も美容師も免許をとったら
それで終わりでお店の衛星管理に関して
まだまだ意識が低い部分があるということを
フジイさんは指摘する。

でも、感染症やHIVなどの感染リスクもあり、
実際にそういった例も日本でもあるとのことだった。

先進国のなかでHIV患者の数が唯一増えているのが日本と
言っていたけど何年か前に保健所だったかな、が歌舞伎町のそういった人たちを
対象に調査したら約１％がHIVキャリアだと言っていた。

調べてないから実際のところはわからないけど
もし、これが本当なら１００人にひとりという割合だから
なかなかの数字だね。

そういった背景もあって、フジイさんは理容店・美容店も
衛星管理の面で基準をつくり、引き上げようという
取り組みをしているらしい。

なかなかスケール感のデカイ取り組みだよね。

はじめてお会いしたときから、
ステージの高い人だろうなと思っていたけど、
やはりそうだった。

佇まいや雰囲気もそうだし、
それに伴う仕事ぶりも。

そういえば、木坂さんがインプットクラスでいっていたけども、
ベースとなる思想ができたうえで、対人関係の問題解決や
経済的自由などが上に乗っかってくるという話を思い出した。

フジイさんの言葉遣いや考え方、価値観、
今回の文脈で言えば「思想」に触れてみたら、
そこから仕事のパフォーマンスが推測できてしまう。

結局世界をどうみてるかだと木坂さんは表現していたけども、
世界を雑にみていたら、やることも雑になるだろうし、
アウトプットされたものは貧しいものになる。

フジイさんのように細かく丁寧にみていたら、
仕事ぶりも細かく丁寧になるだろうからね。

上部のテクニックや理論は後からでも手に入るので、
まずは土台から。

地味なことだけど、まずはそこからだと改めて思った。

じゃあ、今日はこのへんで。

また明日。

島田晋輔

PS）

フジイさんが立ち上げた
日本衛生管理協会のサイトはこちら。

PPS）

今日の一曲はこちら、、、

PPPS）

親指シフトトレーニング６１日目。

長くなってきたので、
別ページに。

今日のトレーニングはこちら。