Walk on the Wild Side

４日前から東京に来ている。

初日は、恵比寿で打ち合わせ。

二日目は、木坂さんの

人間はいかにして「開かれる」か

セミナー、、、からの食いトレ部の活動（秋葉原のとんかつ屋）。

そして、昨日は森の幼稚園すぎぼっくりのパパ仲間である
芸儒家の柴田さんが企画するアートイベント
「すもうアローン」を観に行って、
夕方から新宿で治療家の方と打ち合わせ。

で、今日、鳥取に帰るところ。

それぞれ、おもしろい日だった。

たくさんの気づきや発見があったので、
またゆっくり紹介したいのだが、、、

今日は日曜日なので、ゆったりと、
読者から来たメールを紹介しよう。

メルマガ読ませていただいています。
こちらへのメールで良いのか？躊躇したのですが、
お礼を申し上げたくて、、、送信させていただきました。

「チーズが教えてくれた」で、視点を変えてみようと思いながら、
「You’ve Got A Friend」を聞きました。

目頭が熱くなり、
そして、気持ちが楽になりました。

実は、、、（中略）、、、デザイン制作業なので
面談の打ち合わせはちょっと大変ですが、
なんとか仕事をこなしています。

いつもどおりの月曜日のつもり、、、。
でも、脳というか心が痛んでいたんですね。多分。

だから、島田さまのメルマガに特別反応してしまいました。

ありがとうございます。

（元気を出して、これから求人チラシのコピーを仕上げます）

・・・というもの。

こちらの記事に対しての感想をメールで頂いた。

プライベートなことは（中略）として省略させてもらったが、
辛いこと、しんどいことが立て続けにおこって
心が痛んでいたということが綴られていた。

そんなときに、どんな状況であっても
見方を変えればラクになるんじゃないの？
という記事に反応したというのだ。

セレクトした「You’ve Got A Friend」も
もちろん本文のメッセージとリンクさせたものだったので、
少しでもラクになるきっかけとなってくれたようで、
よかった。

実は、昔から似たような相談を受けたり、
過酷な状況をいっしょに苦しんできたりというのもたくさんある。

ドラマや漫画のような嘘みたいな話もあったし、
重い病気や事故、生きるか死ぬかという相談もあった。

だけど、僕は決まって何か解決策を提示するわけでもなく、
新しいアドバイスをするわけでもなく、
ほとんど話を聞いているだけのことが多い。

相手の人生を代わってあげることはできないから
可能性を閉じないことが僕にできる唯一のことだ
というのが根本にあるからだ。

話を聞いているだけ、、、
それだけでも、
相談者は何かを見出して帰っていく。

すでに持っているのだ。

大抵の場合、答えはその人自身がもっているので、
話を聞いて整理してあげることが一番よいように感じる。

日刊で更新しているこのブログも、もちろんそのようなスタイルを
とっていて、僕から何か強く変化を促したり、どこかへ誘導したり、
煽動していくことはほとんどなく、読み手の、、、
つまりパソコン（もしくはスマホ？）
の画面の向こうのあなたに（半分）委ねている。

同じ記事を読んでも、同じメッセージを受け取っても、
あなたの状況や解釈によって大きく変わってくるからだ。

背景にあるのは、「きっかけ」にはなれたとしても、
支配してコントロールしていくというのは、
原理的に不可能だし、たとえ可能だとしても目指すべきではない
という立場にある。

僕がここで連ねていることや話していることは、
画面の向こうのあなたの解釈や感情とミックスされて、
ひとつの方向に進んでいく。

代わって走ることはできないけども、
並走はできるのだ。

これがメッセージの本質だと僕は思う。

島田晋輔

PS）

２月になった。

というわけではないけど、
今日の一曲はスティービーワンダーで一番好きなこの曲！

スティービーが１７歳のときにつくったというスイートな一曲をどうぞ、、、

いっしょに歌っているアレサフランクリンは、
今回の記事にも登場した「You’ve Got A Friend」も
カバーしている。

そこまで気づいた音楽通がいたら、
ぜひ、ぎぶみーコメントorメッセージ！

そうそう、このひとのカバーもよいね。

それでは、よい日曜日をー。

PPS）

昨日のえんまりさんのインタビューは聞いた？

もし、まだだったらこちらから。