コンセプトメイキングに
ついての相談を受けました。
ティーラウンジのメニューを見直す
プロジェクトらしく、
見直しの背景にあったのは
お客さんが減少してきているから。
近くにレストランがあって
そのレストラン客に依存していたそうですが、
レストラン客が減ったことにより
ティーラウンジも影響を受けて
改善していこうという話だそうです。
レストランはレストランで
改善していくそうですが、
ティーラウンジは
ティーラウンジで
レストラン依存から脱却するための
集客アイデアとして
メニューの見直しを始めたとのこと。
その流れで
ティーラウンジメニューの考案を
任されて、アフタヌーンティーを
開催することにしたそうです。
そこで、県外からも人気である
名産のハチミツをメインにした
アフタヌーンティーという
アイディアを上司にしたところ
気に入られて進めることに。
ハチミツ×アフタヌーンティー
というテーマでやっていくそうですが、
どうやってコンセプトを作っていったら
いいのかというのが相談の背景です。
素晴らしいことですね。
プロジェクトを開始するときは
MVVの発見から行うようにしています。
mission、vision、value。
コンセプトもMVVに近いように捉えて
(厳密に言えば違うのですが)
進めていけば良いと僕は思います。
コンセプトでもMVVでも言えることは
あくまで目的達成のためのツール
だということです。
凝りすぎて言葉遊びみたくなってしまうと
あまりよろしくないので、
みんなでゴールに向かうための
役立ちアイテムみたいに捉えると良いと思います。
そうですね、、つまりまずは
みんなでゴール設定をして共有するところから
始まります。
「みんなで」というところがポイントです。
一部の人たちとか上の人たちだけでなく
関係者全員が共有しているところが大切です。
コンセプトメイキングもmissionの発見にも
言えることですね。
関係者全員で意見を出し合うのです。
細かな発見ワークについては
ここでは話しませんが、
ひとりひとり全員が発言することに
意味があります。
反対意見や否定意見も貴重です。
ひとりひとりから意見を吸い上げて
抽象化してキーワード・キーフレーズを
見つけ、統合していく。
これだ!というのを見つけましたら
それを中心にキャッチコピーや
スローガンみたいなものを導き出すと良いでしょう。
これだ!というのは、
みんながワクワクすること。
インスピレーションを受けて、
エネルギーの満ちる感じがするものです。
お客さんにとって受けがいいとか
ライバルに自慢できそうとかではありません。
自分たちがどう感じるかがチェックポイントです。
すぐに見つかるものでもないので
定期的にやっていくと良いと思いますよ。
毎日ミッションについて話し合ってる
リッツカールトンのように
5分でもいいので、
みんなでディスカッションする時間を
つくると良いと僕は思います。
志のない経営や人生は虚しい
とよく言われていますが
僕もそう思います。
せっかくやるのですから、
有意義な時間になるように
楽しんで取り組んだら良いと思います。
自分の人生の使命と考えると
壮大すぎるかもしれませんが、
このプロジェクトにおける役割と捉えたら
自然と立ち振る舞いが
磨かれてくると思います。
少しでも参考になれば幸いです。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
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