昨日まで最近のロイスとのセッションの話での学びを
書いてきた。
今日は、、、
では、実際にどうMVVや原理原則を
現実に落としていけばいいのか?
について。
まず、今、実際に自分がとっている行動をみる。
良い結果がでていないなら
どんな原則に則った行動なのか
見直してみる。
大抵の場合、自分の行動に原則が反映されていない
ことがわかるだろう、と。
では、原則が反映されている行動とは
何があるだろうか。
わかりやすいもので言えば
「7つの習慣」だよね。
原理原則に基づいた
行動規範だ。
僕が思い出してロイスに共有したのは
ラグビー界の王者オールブラックスの15の行動規範。
125年の歴史で勝率80%という
圧倒的な強さは
サッカーのブラジル代表チームや
クリケットのオーストラリアチームを
上回る勝率だと言う。
オールブラックスの強さを
興味深く聞いたロイスは踏まえた上で、
価値ベースで行動をとっているかどうかが
結果に反映されていると教えてくれた。
もし、思うような結果が得られていないなら
行動を見直すことが大切だけど、
そのときのチェックポイントとしては、
原理原則に反映された行動規範になっているか
ということだった。
MVVを発見しようということそのものが
原則のひとつだし、
グレートジャーニープロジェクトのように、
ルーツの探求
も原則のひとつ。
私たちの存在は
過去の先人たちの選択の結果であるから
先人たちに想いを馳せ、
自分たちのルーツを見直すことは
とても意義深いことだと
ロイスは話してくれる。
キリストがここまで支持されているのは、
強いMVVがあったのはもちろんのこと
Teach&communicateがあったからだと。
キリストは彼自身が自分がどんな存在か
強い信念があった。
そして、周りのお手本となった。
彼を信じて行動することで
良い結果を出す人達が多かった。
経験を通して理解することができる。
正しい原則を教えてくれることに
人は魅了される。
でも、いくら正しい原則でも
抽象度があわないと
なかなか腑に落ちない人も多い。
そんなときはストーリーテリングが良いと
助言してくれた。
個人的な経験を通して伝えてあげること。
もしロイスの自伝があったら読みたいよね、と。
それはどんな原則で生きてきたか
興味がある人が多いから。
(ロイスの自伝にケーススタディとして登場して欲しいから大成功してくださいねと言われた)
原則はお互いの経験を通じて学び合える。
目上の人でも部下から学ぶことができるし、
親は子どもからも学ぶことができる。
大切なのは謙虚さと許す心。
そして、辛抱強さ。
他人を変えることは不可能なので、
こういうのはどうですか?変わってみませんか?
と提案してあげよう、と。
その人自身を変えるのではなく、
色眼鏡のフィルター補正という視点。
侮辱されても攻撃するのではなく、ゆるす。
周りの人のことはわからないので、
どんな行動をしても怒らない、
許すこと。
将来の展望は明るいですね
という言葉を頂き、
スカイプを切った。
高齢のおじいちゃんなので、
途中うとうとして眠りかかっていたように思えるけど(笑)
それでも人生経験豊富なロイスの言葉には
深みと温かみがある。
生命力と愛情に満ちたセッションだった。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
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