カナダから帰省している妹が
栃木の母親を連れて鳥取に
遊びにきたときのこと。
「仙人みたいな暮らしをしている
おもしろいひとがいるよ!」
と、奥さんにすすめられた
幸田さん。
鳥取の三朝町で
自給自足で暮らしている
おもしろいひとなのだとか。
自給自足って、
僕はせいぜい野菜作りくらいだけど、、、
幸田さんは野菜だけでなく、
鹿や猪も自分でさばくし、
料理にもつかう。
(しかもけっこう凝った料理)
食べることだけでなく、
暮らし全般全て「手作り」だそうだ。
家も手作り、電気も自家発電。
服も奥さんにつくって
もらってるとか言ってたかな。
薪ストーブをつかってるので、
ガスは使わない。
お風呂も家の近くにある
無料で入れる温泉に
毎日いってるらしい。
幸田さんは「いちまいのお皿」という
名義で活動していて、
出張オーダーシェフみたいなことを
やっているということだった。
「美味しいから
幸田さんにつくってもらおうよ!」
ということで、
幸田さんにお願いして
出張オーダーシェフを依頼した。
食育や子育て支援、環境教育や
自然エネルギーといった活動を
しているので、、、
身体によい食材だからシンプルな料理かなー
と思ったら、なかなか凝った美味しい料理だった。
イタリアレストランで
修行していた経験があるらしく
おかげで、空けたビオワインにマッチする
素晴らしいディナーとなった。
幸田さんは、出張オーダーシェフ以外に、
簡単な家の修繕などもやるらしいのだけど、
自分からすすんでやっているというよりは、
お願いされているからやっている
と言っていた。
周りから求められるから自然と応える。
それが事業として成り立っているのだ。
幸田さんは「たんぽり村祭り」という
イベントも手がけている。
他にもカフェをオープンするとかも
言っていたりして、とにかく
バイタリティー溢れるひとだ。
搾取されている現状の社会システムの話も
いろいろしてくれて、今後の生活のあり方を
考え直すきっかけにもなった。
仙人というと長いひげで
かすみを食べてるってイメージだけど、
リアル仙人さんは、地に足をつけたひとだった。
システムからの脱却は
今後の大きなポイントだね。
島田晋輔
PS)
ギリシャのニュースが賑わっているけど、
明日の国民投票はどうなるんだろうね。
ま、国民投票後も混乱は続くだろうけど、
ATMや銀行の窓口は長蛇の列で、
1日60ユーロ(約8000円)しか
引き出せない状況。
日本も他人事でもないしね。
もし、1日8000円しか
引き出せなくなったら、
あなたは何をする?
PPS)
今日はせっかくなので、
幸田さんが来た時の映像を、、、
自給自足とか地産池消というのは、地元でも言ってましたけどそれが地域を活性化することにどうつながるのか個人的には描き切れなかった感があります。でも活性化なんてする必要があるの?という根幹的な問題があって、それは経済至上主義の中にいる者の視点なのだろうと思います。がこの経済という言葉やお金から手を放すことはまだまだできそうにない気がします。日本だっていつ政府がデフォルト起こすか?という人もいるわけですから、経済から自分ができることへ目をむけることにどう変えていくのかというのももしかしたら、今後生きていく上での加太になるのかもしれません。駄文の長文失礼しました。
そうですね。
活性化がなにを意味するかによるのですけど、
そもそも活性化させる必要はあるのか?
っていうのは良い視点かと思います。
完全に社会と断絶した土着した生き方は難しいだろうけど、
少しずつ比率を変えていくのって大切なような気がします。
「システムからの脱却は今後の大きなポイント」
たしかに、、、そのためには、自力をつけて、ワイルドサイドを歩く、ですね!
そうですね。
誰かが舗装してくれた道を歩くのもいいけど、、、
荒野を歩くのってなかなかおもしろい人生かと僕は思います。
そのためには、日々、自己研鑽ですけどねー!
楽しんでやっていきましょう。