Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

プロセスエコノミーと久保建英

from : いっちー

先日、東京オリンピックも終わりを迎えましたね。

こんなコロナ渦の状況で、
オリンピックとかやってる場合じゃないんだろうか?
とオリンピック開催に対して、
懐疑的だった僕もいざ始まってみれば、
アスリートの皆さんの活躍に
感情移入することが多くありました。

特に、先日開催された島田さんのワークショップ以降、
オリンピックやスポーツの見方が少し変わって、
ワークショップの中で島田さんが話した内容を通して、
オリンピックの競技を見てみると
また違った視点で感じることも多くなりました。

男子サッカー、銅メダルならず

僕個人は、サッカー経験者ということもあるし、
純粋に観るのも好きなので、
男子サッカーがメダルを獲ることができるかどうか
とても気持ちを入れて応援していました。

結果的に3位決定戦でメキシコに敗れ、
53年ぶりの銅メダルを
獲得することはできませんでした。

53年前はメキシコオリンピックで、
3位決定戦を
メキシコとやって勝ったんですよね。

そして、53年後に今度は開催地・東京で
メキシコと対戦するというのも
数奇な運命ではないでしょうか。

試合後、エースとして日本を牽引した
久保建英選手の号泣が印象的でした。

久保選手があんなに感情を露わにするなんて
思わなかったですし、
よほど悔しかったのだと思います。

重圧もすごかったでしょう。

そして、オーバーエイジとして
参加していた先輩たちに
メダルを獲らせたかった
という思いもあったと思います。

オーバーエイジ組の
吉田麻也、酒井弘樹両選手は
9年前にロンドンオリンピックの3位決定戦で、
韓国に敗れ、メダルを獲ることができませんでした。

本人たちもそのときの雪辱を
晴らしたかったと思いますし、
後輩たちも二度とあの悔しさを
味わってほしくないと思っていたと思います。

しかし、結果は…

今回も惜しくも敗退。

男子サッカーのオリンピックでのメダルの夢は、
3年後のパリオリンピックへと
持ち越しになってしまいました。

海外のクラブでは主力選手は
オリンピックへの招集を拒否することがあるので、
そのときに久保選手が
より価値のある選手になっていたら、
クラブがオリンピックへの参加を
拒否する可能性もありますが…

まだ二十歳の久保選手は、
次のパリオリンピックに
参加する権利があります。

もし、参加するようだったら
そのときこそは雪辱を
晴らしてほしいと思います。

号泣してピッチに座り込む久保選手の
背中を見ていて思いました。


パリへのプロセスはもう始まっているんだと。

プロセスエコノミー

先日の島田さんのワークショップのときにも
出てきたキーワードですが、
「プロセスエコノミー」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

プロセスエコノミーに関する本も出版され、
少しずつ認知度を高めている言葉ですが、
商品やサービス、作品などができあがる過程を
ユーザーに共有することで、
ユーザーを巻き込んだり、
プロセスに価値を感じてもらったりすることです。

僕は、久保選手の背中を見ていて、
自分はもうサッカー日本代表の
パリオリンピックへのプロセスに
すでに乗っかっていると感じました。

直接的にはスポーツ競技なので、
経済的な面はないかもしれませんが、
メダルを獲れば、サッカー観戦に行く人が増えたり、
サッカーを始めたいという子供たちも増えるはず。

東京オリンピックが1年延びたために、
パリオリンピックは3年後。

3年後のパリオリンピック世代の
代表たちとともに、
全国のサッカーファンの皆さんとともに、
このプロセスを
一緒に歩んでいきたいと思います。

次こそは、メダルを!

P.S.

https://www.facebook.com/twalkonthewildside2015

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この記事を書いた人
市村敬(いっちー)
こんにちは!いっちーこと、市村敬です。「ドラマ」それは僕の人生にとってとても重要なキーワードでなくてはならないものです。人生に劇的なこと…ドラマといえるようなできごとはどのようなときに起きるでしょうか。それは、ある人との出会いによって、またはある本やクリエイティブな作品との出会いによって、旅に出たことによって…など様々なケースが考えられると思います。僕は、自分の興味の幅の数だけ人生にドラマが起きる可能性が高いと思っています。何か興味を持ったことに取り組んだ結果、自分の世界が広がって、新しい人との出会いがあったり、自分のまだ発見されていなかった可能性に出会ったり…だからこそ、ワイルドサイドを歩こうよでは、多趣味で興味津々な僕が、こんなことあるよあんなことあるよと自分の興味があることや知ったことをシェアさせていただくことで、皆さんの人生に新しいドラマの灯をともすキッカケ作りになればよいなと思っています。よろしくお願いします^^


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