Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

傷だらけの桜

From:イーナ

帰りにちょっと桜でも観て行こうか?
せっかくだしね。

と、岐阜から高岡に帰る途中、K社長が桜を観たいって事で、ちょっと花見な
感じで、桜を観てきました。

例年より早めに、桜が満開になった感じです。

いつもは4月10日前後が、桜のピークになるのですが、今年は1週間ほど
早い感じです。

冬が例年より雪が少なかったのもあるのでしょう。

冬の準備期間での成長が早く、桜の芽もすくすくと育ったのかもしれません。

「おお、これ観て観て」
「他の桜に比べて、すごい傷だらけだよ」

「でも、どの桜よりも立派な花を咲かせてるね」

「後ろの桜はまだ幼い感じだな」

「この桜が、後ろの桜達を、守ってるのかもしれないね」

K社長は、桜を観ながら、色々な話を喋っていきます。

僕は、立派な花を咲かせてるけど、傷だらけな樹木を、K社長の生き様に
照らし合わせながら、もの思いを巡らせてました。

するとK社長が、ポツリとこんな事を口に・・・

スキルとかテクニック、ノウハウなどは、自分以外の誰でも同じ事が出来るし、それを伝える事も出来る。

何かの形にして、未来に残す事も可能になった。

でも、一緒に過ごした時間や経験は、データには残せないのが残念だね。

結果を出すまでの過程などは、それこそプライスレスな共有だと思うけど
それを後から伝えれないのが、とても残念に思う時がある。

ま、だからこそ

「一緒に過ごす時間は価値がある」

って事にもなるのかな。

イナ君もそう思わないかい?

と、K社長に投げかけられた僕は、ただただ頷いて聞いてました。

さて、そろそろ次行こうか?と、K社長はご満悦な表情で言いました。

貴重な時間を共に過ごさせてくれるK社長に感謝を感じながら、僕はK社長が
食べたいと言い出したクレープ屋さんに、車を走らせるのでした。(本当に
クレープ食べるのかな?と思いながら運転してる事は内緒です・・・)

それでは良い週末を。

PS
今日のイーナさん
K社長の案内で辿りついたお店を前にして言葉を失う・・・(そこはK社長が
好きなラーメン屋さんでした・・・)

この記事を書いた人
稲村龍慶(イーナ)
イーナこと稲村龍慶です。現在は五感がとっても刺激される、心地よい大自然の環境の中で、活動中です。
「全ての出来事は必然であり、必要なご縁・情報・チャンスは必要な時に必然的にベストなタイミングで現れる」をモットーに、目の前のご縁や流れを大切に活動しています。
ブログでは、田舎に住みながらのビジネス活動や、地域創生活動などを発信していけたらと思ってます。たまに厨二病全開のイタイ内容や、過去の恥ずかしい話などもするかもしれません(笑)
僕は他の執筆者のように、すごく役立つような話はできませんが、いつも頑張ってるあなたにとって、ちょっとした心の休息になるような記事を発信していけたらなと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
それでは今日もあなたの心が、優しい光に満たされますように。


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コメント

    • slowman
    • 2020年 4月 03日

    共有できる時間は、その時だけなので
    刹那の大切さを感じる話です。

    AIやRPAが台頭してくるほど
    人間の本能的な部分を重要視していく
    時代になるように思われます。

    素敵なお話ありがとうございます^_^

      • 龍慶稲村
      • 2020年 4月 03日

      コメントありがとうございます。
      文明の発展と成長は欠かせませんが、それでも人類誕生から受け継がれてきてる、人と人との繋がり共存は、これからの時代、より注目されていくのではないか?と感じます。
      僕も色々と考えさせられたので、記事にしてみました。
      コメントありがとうございました。

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