Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

サルの彫刻

 

From:秋山大介

ふ~

ようやく帰ってきました。

そして、こんな時間になってしまいしました。

今の時刻は、21:30頃…

記事の更新がずいぶん遅くなってしまいました。

本当は、事前に記事を書いておけば良かったのですが、
今回は、そうしないほうが良いかな?と思う事情がありました。

 

というのも。。。

今日は、世界遺産である
「日光東照宮」に行ってきたからです。

 

実は…というほどの話ではないですが、
昨日今日と、私の家業の仕事の関係で、
1泊2日の研修旅行に行ってきました。

これは、世代的には若手の集まりで、
大手ゼネコンの下請け業者の次世代経営者や、
すでに経営者のメンバーが集まるものでした。

年に一度、こうやって旅行をするのですが、
目的は、定番の交流を深める…

という、半分仕事というより、
遊びが目的ではないかな?というものでしょう。

恐らく、はたから見ると、
そう思えるかもしれません。

だから、私も実際のところ、
会社のメンバーにはそうみられています。

 

ただ…

私の中では全く違います。

この研修旅行は毎回「価値が高い」のです。

 

なぜなら、、、

ありきたりの話かもしれませんが

「誰から学ぶか?」

「誰と行くか?」

で学びの深さが全く違うからです。

 

 

例えば、私の中で毎回密かに楽しみにしているのは
大手ゼネコンの幹部クラスの方々にも
隣席いただくので、その方の話です。

正直、同じ青年部でも、
半分か、それ以上は幹部クラスの方の話を
真剣に聞いていません(汗)

でも残りは真剣に聞いています。

恐らく、彼らも私と同じだと思います。

なぜ、真剣に聞くかと言えば、、、

「建築家としての視点から見る話が興味深いから」

でしょう。

 

私も家業では内装業の経営者ですし、
一応、2級施工管理技士は持っていますので、
建築系の人間です。

ですが・・・

これは、私がいつも思うことですが、
しょせん私のような業者は「専門業者」なので、
自分の分野はゼネコンの方よりも知っていますが、

「建築全般の知識は薄い」

のが実態です。

もちろん、施工管理技士を持っていれば、
多少違います。

 

ただ・・・

さすが大手ゼネコンの幹部です。

一級建築士が、まるでクルマの免許と同じに扱われる会社ですので、
知識レベルも、経験レベルも、その俯瞰したものは全く違います。

そうなると、毎回興味深いのは、

「自然であっても、建築物であっても視点が違う」

というところです。

建築士ですので、その幅広い知識量は
素晴らしいとしか言えません。

特に、そのような幹部の皆さんは、
大学や大学院で建築を勉強されているので、

「歴史的建造物の手法の知識」

が大変多くあります。

そうすると、知識で知っているものと、
目の前のリアルで見ているものを比較して、

「ここがこうで、こうなのか…」

と自然に解説しています。

そうです、私はこの解説を聞いているのが、
毎回楽しみなのです。

 

おそらく、あなたは私はこのワイルドサイド歩こうよの中で、
マーケター的な動きを多く書いていることもあり、
あまり建築関係のイメージはないかもしれません。

ですが、私も専門業者の経営者の一人です。

だから、実はいつもこのようなことをして、
建築の知識を蓄えています。

どうせ学ぶなら、

できるだけ上位のレベルの方から学ぼうと思い、
私は、大手ゼネコンの幹部の一級建築士の方から、
こうやって、日常会話のような部分から知識を吸収しています。

他にも、私の父の公私ともにパートナーと言っても過言ではない、
大手ゼネコンの元幹部だった方と月に1度は食事に行き、
様々な話を聞きます。

 

例えば、これまで興味深かったのは

「なぜ、東海道新幹線や東北新幹線が、これほどまでに傷んでしまったのか?」

「なぜ、建築物は想定よりも早く傷んでしまうのか?」

「なぜ、首都高は雪が解けにくいのか?」

などなど、、、

大変深い話を聞くことができます。

そうすると、内装業とは直結はしませんが、

「一級建築士の視点」

を疑似体験することができ、
自分の家業を俯瞰してみることができるようになります。

やはり、私も経営者ですので、
その俯瞰ができるかがキーです。

そういった意味で、
この研修旅行は、一見遊びに見えても、
私にとって重要な機会なのです。

 

ちなみに、今回は宴会の前の話で、
大手ゼネコンの幹部の方から、

「そのゼネコンと日光東照宮の結びつきの歴史」

を伺いました。

これもまた、大変興味深い話でした。

 

それと、、、

これは、大手ゼネコンの幹部の方の話ではなく
日光東照宮の宮司の方の話ですが…

私は今回、旅行会社のガイドではなく、
初めて、宮司の方のガイド付きで東照宮を見ました。

すると、こんな事実を知りました。

こちらの写真は、
あの有名な「見ざる聞かざる言わざる」のサルの彫刻です。

 

 

 

 

こちらは色々なもののモチーフになっているので、
よくご存じだと思います。

ですが、、、

その横に、こんなものがあったのをご存じでしょうか?

 

 

 

 

そして、建物の側面に、こんなものがあったのをご存じでしょうか?

 

 

 

 

しかも、、、

このおサルさんたちは、
しっかりと、あの「陰陽五行論」をもとに
原則に従って彫られていることをご存じでしょうか?

実は、この彫刻はしっかりと、
「陰陽五行論」の原則が取り入れられていているようで、
宮司はさらっと

「これは陰陽五行論をもとに作られてしまして~」

と言っていました。

また、写真にあったように、
あのサルは、人の一生を描いていて
建物の側面には

「結婚・妊娠(出産)」

が彫られていたのです。

これは全く知りませんでした。

 

いや~、この存在を知ったとき、
ありきたりですが、本当に

「誰から学ぶか?」

が重要だと感じました。

やはり、学ぶときはできるだけ
トップに近い方に学ばないといけないと
改めて実感した次第です。

 

それ以外にも、

これは島田さんが昨年開催した
「オンラインメディア構築講座」の一部にもあったのですが

「人は不完全なものに惹かれる」

が応用された建物がありました。

これも私は全く知りませんでした。

それを宮司から聞いて、
昔の人はなぜ、こんなにも原則に沿って
このようなものを表現できたのだろうと感心するばかりでした。

 

ということで、まさに昨日今日は、

「誰から学ぶか?」

そして、それに付随して
それまで何度も行ったことがある場所でも、

「誰と行くか?」

で本当に学びが変わることを実感しました。

ちなみに、日光東照宮は
本当に原則の塊のようなものでした。

ぜひ、機会があれば宮司のガイド付きで、
ご覧いただくのをオススメします。

ー秋山大介

 

PS)

そうそう、まさにこれも「誰に学ぶか?」の話です。

今回は、このセミナーを生みの親である寺本さんが講師を担当します。

やはり、ダイレクト出版の成長の原動力となった人の話と、
その成長した後に担当した人の話では「誰から学ぶか」の部分に雲泥の差があります。

これまで違う方が講師をしていたのでオススメしていませんでしたが、
今回はその寺本さんが講師を担当するということで、本気でオススメしています。

※ご注意:こちらですがアフィリエイトでも何でもないので私には一円も入ってこないものです(笑)
純粋に、私が本当にオススメできるものであり、寺本さんの機会を逃すともったいないので
こうやってご紹介しています…


映像を見る

 

 

 

 

 

PPS)

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ぜひ、こちらからお気軽にご質問ください^^

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この記事を書いた人

経営管理修士(MBA)を取得しておきながら「倒産寸前からV字回復を経験」した経営コンサルタント。倒産させたら「経営管理修士(MBA)はしょせん実践では使えない…」と言われてしまうと思い、その知識を使いつつ地べたを這いつくばる戦略でV字回復させる。得意分野は「人材育成」「マーケティング」。 現在は、これまでの経験を活かし、家業の会社を経営しながら、コンサルタントとして活動中。顧問先からは、経営者の視点での人材育成やマーケティングのコンサルティング手法に定評がある。

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