Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

なぜ、人は会社を辞めるのか?

From:秋山大介

ザワザワ・・・

ザワザワ・・・

ザワザワ・・・

170人ほどいる、その会場がざわつきました。

場所は日本橋。

私はあるセミナーに参加していました。

 

私にとっては
ある意味復帰戦のようなセミナーでした(笑)

ただ、復帰戦と言っても
私が主催者で登壇したわけではありません(汗)

登壇したのは、
私が組織人事コンサルティングの仕事を
メインにしていたときに
大学院の同級生から紹介していただいたこの方です。

情報をもっと見る
(この一番上の伊達さんです)

 

伊達さんとは、少なくとも7年前になりますが、
まだそのときの伊達さんは神戸大学の博士課程の大学院生でした。

その頃の伊達さんは、
神戸にいらっしゃったので、
東京出張のタイミングでお会いし、
大まかに言うと「経営学」というくくりで
熱く語っていました。

 

今でも鮮明に覚えています・・・

「はい、今日のオススメの魚です^^

どれにしますか~?」

「えっ、えっ、なんですか?これ・・・?」

「どれにしましょうか?これなら、この食べ方が良くて・・・」

「あっ、はい・・・ではこれをお願いします(汗)」

と、こうやって見ると押し売りではないか(笑)

というより、鮮明ってのはそこかっ!?(笑)

ちなみに、このときのお会計は、
一人「約15,000円」・・・

二人で「マジか!?」と叫びたかったですが、
心の中で抑えていたことを覚えています(笑)

 

おそらく、

「これもRockですね~」

と、、、

 

新橋の夜空に浮かぶ星を見ながら、
そう二人でつぶやいたと思います…

 

と、、、

そんな鮮明な話はどうでも良くて。。。

 

伊達さんとは、本当に熱く経営学について語り合いました。

ただ、そのときはどちらかと言うと、

私は人材育成

伊達さんは企業や組織

に比重をおいて話していた気がします。

また、どちらかと言うと、

私は民間

伊達さんは研究者

という視点で話していました。

 

あまり私もこのことについて触れてきませんでしたが…

実は、私・・・

自分の学歴も顧みず、
「学者」を目指したいと思い、
勉強していた時期がありました。

ただ、まさにこれは学者の世界のルールなのですが、

「学歴がないと認められない…」

この現実を、大学時代の恩師から明確に伝えられたとき、
私はその道を諦めました。

いや、諦めるというより、
語源の通り「明らか」にしたのでしょう。

そして、私はそのときこう決意しました。

「民間の世界で、人材育成の研究をする」

と。

だから、今思えば、、、

私はこのときから「人材」に関する軸ができたのでしょう。

 

それともう一つお伝えしておくと、
私は、小企業のただのおっさんであり、
創業者である、父に、何かのタイミングでこう質問しました。

「会社経営するのに一番大切なものは?」

と。

すると、父はこう答えました。。。

「人だ」

と。

あともう一つ、、、

大学院時代に、授業で表舞台では全く名前を聞かないですが、
実は、めちゃめちゃ影響力のある「シリアルアントレプレナー」の平石さん

情報をもっと見る
(「12」の平石 郁生さんです)

に、今思えばよくそんな質問したな~と思いますが、
こんな質問をしたのです。

「私は父が小さな会社ですが、創業しているので
なぜ、複数の会社を設立するのかが不思議です。

何か揺るぎないものがないと、
そんなに複数の会社を設立できないと思うのですが、
その揺るぎないものは何ですか?」

と。

すると、平石さんから・・・

「素晴らしい質問ですね。。。」

そして、少し間が空いて・・・

「人が大切ということです」

と。

もう、この瞬間、私の生きる道は、
完全に決まりました…

そして、私の経営方針は決まりました…

「とにかく人だ」

と。

 

だから、私のコンサルティング領域は、
経営全般でもありますが、特に強いのは

○人事分野

○販売分野(+マーケティング)

の2つになりました。

極論を言えば、私の知る限りでの企業の問題は、

○人の問題

○モノの問題

に集約されると考えています。

 

その代表例が、

「良いものを持っているが、モノが売れない=売れる人がいない」

「モノは売れているが、会社の成長スピードに人の成長が追いつかない」

ということでしょう。

 

モノを販売することは
会社の血液である「利益(ただしくは現金)」になりますし、

いくら利益があっても、
その企業のシステムを動かすのは人なので、
そのシステムの成長に合わせて人も成長しないと企業はダメになってしまうということです。

 

後者について、
もっとイメージがわくようにすると、
運転免許がわかりやすいかもしれません。

会社のスタートアップは、
小回りがきく軽トラックで運搬したほうが良かったのですが、

成熟するにつれて、
一度に大量に運べるダンプが良いとなったときです。

これは、人に求められる免許が変わりますよね?

でも、人はそうとう自分を律していないと、
何となくその変化は気づくものの…

その何となくのまま過ごし、
気がつけば、全くその現実に追いついていないということが
しばしばあります。

だから、この「人とモノの問題」は、
企業の中で密接に関係した問題であり、
一番重要な問題だと、私は考えているのです。

 

と、、、

そんなこともあり、
私は、あのときの決断があったので、

傍から見れば、人材育成とは全く違う分野にいますが、

「常に人材育成分野(+組織人事分野)」

のことを考えていました。

もちろん、私のアイデンティティは経営者なので、
大きくみて経営分野でもです。

だから、ちょうど前回の記事にも、
私の軸はぶれていないので「イヤにはなっていない」という話をしました。

 

とはいえ、、、

私から、冒頭の伊達さんへの連絡は、
父が急死直後なので、約7年ぶり…

まさに空白の7年間。

だから、その伊達さんが登壇しているときに、

「いまセミナーに参加していますよ!」

と連絡し、セミナー終了後に

「再びこの世界に帰ってきました」

と言っても、伊達さんはピンと来ませんよね(汗)

でも、あの7年前?もっと前?に
伊達さんと語り合った、あの時間があるから、
その空白の7年間、片時も忘れることなく、
自分の軸を大切に過ごせたと思います。

 

だから。。。

結局、私もこの伊達さんが研究されている

「採用」

にいきつきました。

あっ、ちなみにそれを突き詰めて
「幼児教育」にたどり着きました(笑)

 

ただ、まだ伊達さんに

「なぜ、私がセミナーに参加したか?」

「なぜ、採用にいきついたか?」

を全くお伝えできていないのですよね・・・。

もし、機会をいただけるなら、
それについて、また酒を飲んで、

「Rockですね~(笑)」

と言いながらお伝えしたいです。

ですので、伊達さん、ぜひお願いします!(笑)

 

ということで、、、

本当は伊達さんの素晴らしいセミナーについて
お伝えする予定でしたが…

私の脳みそが違う方向に動き、
こんな内容になってしまいました(汗)

ま~、これがRockということでお許しください。

 

でも、最後に伊達さんの素晴らしさを
少しだけでもお伝えしましょう。

かなり、ワイルドサイドな研究者ですのでwww

このセミナーは採用に関するものだったのですが、
伊達さんが開口一番言ったのは・・・

「なぜ、人は会社を辞めるのか?」

なぜ、こんなことを言ったのか?

「これを考えれば、反対のどう採用すればよいかが分かる」

ということでした。

まさにこれは

「陰」があるから「陽」がある…

「陽」がなければ「陰」はない…

の話ですよね。

セールスライター的に言えば、
コントラストテクニックでしょうか。

 

こんな切り口で採用を語る人はいませんよ。

採用といえば、

「今の学生は~」

ですからね。

 

さすが伊達さん・・・

Rockな研究者だ・・・

何年経っても変わらない・・・

伊達さん、素晴らしい機会をありがとうございます!

 

あっ、そうそう・・・

ちょうど伊達さんの著書が先日販売されたので、
ご参考まで・・・

 

 

ー秋山大介

 

PS)

そうそう、一つ重要なことを言い忘れました。

今、よっぴーさん主催【ワイルドサイドランチミーティング】の参加者を募集中です。

https://shinrish.biz/p/r/uq867sJL

あと2日程で、で終わってしまうようなのでお急ぎください。

 

PPS)

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お気軽にご質問ください^^

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この記事を書いた人

経営管理修士(MBA)を取得しておきながら「倒産寸前からV字回復を経験」した経営コンサルタント。倒産させたら「経営管理修士(MBA)はしょせん実践では使えない…」と言われてしまうと思い、その知識を使いつつ地べたを這いつくばる戦略でV字回復させる。得意分野は「人材育成」「マーケティング」。 現在は、これまでの経験を活かし、家業の会社を経営しながら、コンサルタントとして活動中。顧問先からは、経営者の視点での人材育成やマーケティングのコンサルティング手法に定評がある。

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