Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

さすが凶方位

From:よっぴー

僕は必死で走った。

え?よっぴー
セータープラス、ユニクロのウルトラライトダウンを着て走るなんて
ダイエット中なの?

って、そうではない。

日本と違ってここは気温が31度
そんなことをしなくても汗だくだ。

普段、低体温の僕でも体温が37度を超えるくらい
アドレナリン爆発で
L20と書かれたゲートに向かって走る。

なんと途中に
荷物検査が2回もあって

パソコン、ベルト、時計を
2回も外す羽目に。

同じ事2回もやる必要ある??
人件費の無駄使い!!!

そして、、、

L20の看板を探す。
最初に出てきたのはL1ゲート

こ、これはもしや
20番目かっ!!

看板によると
案の定一番奥のゲートのようだ。

やっぱりLCCは安いだけある。

そして見えた!
到着!!!

『GATE CLOSED』

僕は箱根駅伝を走った後のマラソン選手のように崩れ落ちた。

額から落ちる汗が
ゆっくりと流れ落ち
目に染みる。。。

。。。

息が落ち着いてきたので
周りを観察すると

そこには
僕らと同じ境遇のアジア系の人たちが
英語で携帯に向かって喋っている

『I miss my flight. べらべら』

英語の苦手な僕でも
たぶんそう言ったんだろうなぁと

いや、むしろそうあってくれ同志よ。
同じ人がいると安心するんだ。

そんなことを思いながら
ボーッと突っ立っていると
向こうは解決したようだ。

そして我に帰る。

いかん
僕もなんとかしなければ。

拙い英語で
『あい ろすと まい ふらいと』

や、これだと飛行機なくなっちゃったよ!
って後から気づくけど
当時はそんな余裕はない。

向こうはちゃんとわかってくれる。
ナイスコミュニケーション!!

『あい うぉんと とぅ ちぇんじ ふらいと』

『ユー ミス?オッケー。
ニモツハアリマスカ?』

イエスイエス!

言葉がわかる。
追い込まれるとやっぱりなんとかなるぞ!

って思ってるともう一度

『テニモツハアリマスカ?』

日本語か!
この人日本語喋ってる!

なんと、このマレーシア人
日本語喋れるじゃないか!
神のようだ。

だがしかし
こちらが日本語を喋っても
うまく伝わらない。

僕が言いたいのは
荷物は乗る予定だった飛行機にスーツケースが一つと
今ここに手荷物が二つ

欲を言うなら
前のフライトが遅れてた事とか
トランスファーカウンターが激混みしてた事とか言いたい。

ぐぬぬ。。。
もどかしい。

しばらく
カタコトの英語とカタコトの日本語の応酬が続き
無事、次の便のチケットが手に入った。

次のゲートはL6
汗かきすぎで喉がカラカラだ。

ひとまずこのフロア唯一のカフェで
カフェラテとマンゴースムージーを頼む。

TOTAL 30.5

単位がわからないし
レートも分からないので
いくらしたかわからないけど

癒されるー(〃▽〃)

もう乗り過ごさない。
カフェで飲もうと思ったが
L6ゲートの前でスタンバる。

今度は10時40分発。

このブログを書きつつ待っていたが
いつまでたっても呼びに来ない。

おかしい。。。

10時20分。

流石にそろそろ搭乗しないとマズイんじゃ?
チケットには明らかにL6と書いてあるし…

掲示板を見ると。。。

New gate L13

な、なんだとっ
あの日本語喋れる神対応のマレーシア人。

実は悪魔だったのか!

あくまで執事ですから。

いや、違う
トランスファーカウンターの人だ。

L6とL13だから近いだろう
と思ったら
さっきのL20と同じとこにあるじゃねーか

またまたダッシュだこの野郎!

せっかく今日はシンガポールのマリーナベイサンズのプールから
動画をお届けしようと思ってたのに

そんな優雅な気分じゃ全然ない!

やはり
南西の方角は凶方位だからか!!

もし、方位除け貰ってきてなかったら
もっと大変な事になっていたかもしれない。。。

信じる事のできそうのないくらいの可愛い嘘は
なるべく信じてみる事にしたんだから

って桜井さんも歌ってるけど

これは信じるしかないかもしれない。

今年の移動は何かあるぞ。

けど、このハプニングが楽しいから
それでいいけど!!

占いなんて。。。
って言わずに、今年は吉方位が少ないから
移動を控えめにした方がいいかもしれない。

移動する場合は
氏神様の方位除けを忘れずに!

そして

まだ

まだ僕のシンガポールへの旅は続きます。

よっぴー

この記事を書いた人
よっぴーこと、吉本雄祐です。人生もっとワガママでいい!というのをモットーに、人が自分の得意な事で生きていける世の中を作りたい。ある一つの作品を全員が全力で作っていける環境を整えていくような活動をしています。周りを見渡すと仕事で人生を決めている人が大勢います。けれど、本来の順番は自分の人生どうして行きたい!があってそれに合った仕事を選ぶという順番なハズです。自分の感覚や直感に敏感になり、自分がやりたい事を自分で判断できるようになっていきたい。もともと薬剤師スタートの社会人でしたが現場で働く人や、組織運営に携わる中個人個人の得意をもっと引き出せれば世の中もっと良くなるのにって思っています。もっと心と身体の健康を個人も企業も考えていいってほしい。僕の記事がそんなキッカケになれば嬉しく思います。


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