ワイルドサイドストーリーにも
出演してくれている
國吉さんと工房で
話していたときのこと。
安室奈美恵さんが
沖縄県民栄誉賞の受賞のときに
金細工の又吉さんが
かんざしを贈ったという話から始まって。
すけべなおじいは長生きする
という話になった。
又吉さんは今年で86歳かな
そのくらいになったらしいのだけど、
今でも週に3、4回は肉を食べているらしく
一回で300か400gくらいは食べる、と。
元気だね。
で、すけべと言うのは
好きな女の子かな、
そんな子ができると
國吉さんのところで
オーダージーンズをつくって
プレゼントするというエピソード。
ジーンズの内ポケットに
自作の琉歌を詠んで刺繍で入れて、
自分でつくった
銀細工の指輪をベルトループにつけて
オーダーするらしい。
80歳すぎてこんなにもキザったらしいことを
するなんてなかなかステキだなと関心したけど、
こういったスケベ心は
生命力の表れかもね。
若くても生命エネルギーに
欠けている人もいるし、
又吉さんのように80を超えても
生命エネルギーに満ちている人もいる。
身体だけでなく精神の充実。
生命の満ち欠けには
いろんな要因があるだろうけど、
やっぱりスケベ心って大事だよね。
これしなきゃ、あれしなきゃよりも
こうしたい、あれがほしいっていう欲求。
餌がくるのを口を開けて
待っているのではなくて、
自分から餌をとりにいく姿勢。
これでいいやと満足せずに、
もっともっとと求めるハングリーさ。
現状に満足して安心した途端に手を抜く。
人生上がっちゃったら
現状維持装置が働いて
攻めなくなるからね。
自分で自分を奮い立たせる
内的モチベーションの大切さは
ここで語るまでもないけど、
外的な要因もうまく活用してる人もいる。
痛みや苦しみの多いところに
自ら進んでいくのは、
うまく外部環境を設定する意味合いだろう。
淘汰圧。
おもしろいなと思うのは、
自分では淘汰圧のつもりでも
ぜんぜん淘汰になっていない圧もあって。
チャレンジしているつもりでも
安心安全の中でもがいているだけ。
これは問題の先送りにしかならない。
うまく圧をかけられない場合は
逆に圧を徹底的に解放して
リラックスに振り切ってもおもしろい。
リラックスも淘汰圧と一緒では
中途半端になってただの怠惰になってしまう。
とことん淘汰圧か
とことんリラックスか。
もしくはうまくバランスとってやっていくか。
周りに止められても自らやってしまう
純粋なすけべ心をもって
やっていきたいよね。
今日はこんな感じで。
また明日。
島田晋輔
PS)
今日の一曲はこちら、、、
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