Walk on the Wild Side〜ワイルドサイドを歩こうよ〜

森の幼稚園 感謝祭2015

感謝祭11月7日の土曜日。

森の幼稚園の感謝祭が行われた。

このブログにも書いている通り、
長男の通っている森の幼稚園は
園舎がない。

山や森を活動場(フィールド)として、
雨でも雪でも自然の中で過ごしている。

森の幼稚園。

1950年くらいに
デンマークに始まったと言われていて、
北欧を中心に広がってきたスタイル。

大人が管理、デザインした空間ではなく
「自然」のなかで過ごす。

もともとの幼稚園のルーツは、
子供たちを森に遊びに連れていった
という説があるらしいから、
むしろ幼児教育の原点回帰と
言ってもいいかもしれない。

保育や教育に関して、
自分なりに考えが深めた結果、
森の幼稚園の世界観、スタイルやコンセプトは、
子どもにとって最善の場だと僕は考える。

で、毎日、野外で過ごしているわけだから、
日々活動している森や山に、
そして地域の人たちに
「ありがとう」という意味を込めて
感謝祭をやるのことになったらしい。

今回で6回目。

去年初めて参加させてもらったから、
僕は2回目の感謝祭の参加となる。

来てくれるお客さんへのふるまいや、
いろんな出し物、相撲大会などもあった。

フリマや飲食店も出店され、
賑わっている。

ワイルドサイド部員で行った
カフェかろりやカフェぽすと、
タルマーリーも出店。

タルマーリーは自家製ビールを
初披露させた。

そうそう、そのタルーマーリーのいたるさんに
おもしろいひとを紹介してもらった。

佇まいや雰囲気からして、
ヤバい感じはしたけど、
話してみたらやはり、、、
なかなかのワイルドサイドウォーカーで、
ユニークな生き方をした人だった。

いたるさんと出会ったのは、
8年前に千葉で。

そのひとは、
都内のオーガニック食品や自然食品店には
知らない人はいないという有名人らしく、
カナダのヘンプシードやヘンプオイルを
ずっと卸続けていたそうだ。

カナダに5年ほど住んでいたそうで、
そのときに出会ったヘンプオイルのクオリティに
感動して日本に輸入するようになったのだとか。
(麻関係だから、もちろん上野さんとも繋がっていた)

いまはもうやってないみたいだけど、
自分は商人じゃないから、
もうやらない、みたいなことを言っていた。

20年ぐらいスノーボードのキャリアが
あるらしく、そのインストラクターを
始めるらしい。

スノーボードは、スキーと違って、
アートとつながるカルチャーだと
熱く語っていて、それを子どもたちにも伝えれたら
という話にもなった。

最近鳥取県の八頭町に移住してきたらしいけど、
すごいところに住んでいるらしい。

彼曰く、こんなところがあるんだ!ファンタジーだ!
と思ったみたいで、人が誰も住んでいないという話。

限界集落ではなく、崩壊集落らしい。

この八頭町に引っ越して来る前も、

四万十川の下流の寺

に米や野菜を作りながら
暮らしていたということだった。

寺に住めるんだ、、、と思いつつも、
えいこーさんとか幸田さんのことを思ったら、
こういう人の存在も納得いく。

他にも長野で見出されて弓道を始めたり、
オーストラリアのラグビーチーム
ワラビーズに所属していた日本人に
身体を見てもらってたり、
となかなかおもしろい引き出しを
もってる人だった。

いたるさんが紹介してくれただけあって、
なかなかおもしろい人との出会いだった。

こんな感じで、森の幼稚園という
磁場でおもしろい人たちが集まってる。

ある意味、必然的なことだとは思うけどね。

それでは、今日はこのへんでー。

島田晋輔

PS)

イベントの様子はこちら、、、



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コメント

    • Slow Man
    • 2015年 11月 08日

    森の幼稚園の子供たちにとって
    あの自然や周囲の人々が彼らの世界の全てだろうと思いますが
    そこにすごい人たちが集まっていたら
    すごいが当たり前になる。
    可能性と実現が普通の世界の
    子供たちが大人になった日本は
    どの国よりも素晴らしい国になっているでしょう。

    • そうですね。

      そこまでを意識して設計しているとは思えないですが、結果的にそうなっていますね。

      そのあたりに関して、僕も自分なりにひとつおもしろい仮説がぼんやりとできてきました。

      またシェアします。

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